この記事では、公務員試験の面接試験で聞かれる定番の質問について書いていきます。
最近は“人物重視”の流れになってきており、筆記試験以上に面接が重要になってきているので今まで以上に面接対策が重要になってきました。
基本的なことが答えられなかったり、見た目の印象が悪ければ、残念ながら「不適合」の烙印を押されてしまいますのでしっかりと対策していきましょう。
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自己PRをしてください
ド定番の質問が『自己PR』です。
公務員試験だけでなく、ほぼ全ての面接試験で聞かれるはずです。
長すぎないように1分くらいで要点をまとめて喋れるようにしておきましょう。自己PRをしっかりするためには自己分析が必要不可欠ですので、自己分析が不十分な方は徹底的に自分の過去を洗い直しておいてください。
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自己PRの流れとしては、
- 「私は〇〇な強みがあります。」
- 「なぜなら〜〜」とその強みの根拠を体験談を通して説明
- その体験を通して学んだことを説明
- その学んだことをどのように公務員に活かせるか、についても触れる
これまでに力を入れて取り組んだことはなんですか?
ほとんどの人は、
- バイト
- サークル・部活
で答えるかと思います。その答えだと、「なにしに大学に行ってたのよ?」って話になります。もちろん間違った答えではないのですが『大学とはなんのために存在するのか?』をしっかりと考えておきましょう。
私たちは授業料などを払っていますが、大学は税金も投入されて運営されております。ですから大学に行くことのない高卒の人もお金を払っているわけです。
それを踏まえた上で考えてください。
また、その頑張った経験から
- “何を得たのか?”
- “仕事にどう活かせるのか?”
も合わせて考えてください。
なぜ民間企業ではなく公務員なのですか?
これもド定番の質問です。そして、答えるのがすごく難しいです。
ダメな解答例1:住民の役に立ちたいから
「住民の役に立ちたいから!」なんて言ってしまうと、民間企業で働く人は役に立たないみたいに聞こえます。
ダメな解答例2:営利を追求しない公務員だからこそできる仕事がある
もちろんそれはその通りかもしれませんが、営利を追求する民間企業があるからこそ、その税金で公務員は生きていけるわけです。それを自覚した上で、「公務員にしかできないこととは何か?」を考えて、それを伝えなければいけません。
また、営利を追求しないなんてことを言ってしまうと、「だったら非営利組織のNPOでもよくない?」っていうツッコミがくるかもしれません。
公務員だからできることってなに?
公務員だからこそできる仕事・・・それを徹底的に考えてください。「公務員になる!」という思いがあるのであれば、それを言語化し尽くしてください。
ネット記事にこんなこと書いていてなんなのですが、ネットで調べて分かることはみんな知っています。同じような質問を答えていては面接官からしては「またこれかー」と飽き飽きしてしまいます。
自分でしか答えられない話を頑張って見つけてください。(と言っても、ぶっ飛んだ内容にしないように)
なぜ〇〇県を志望しているのですか?
地方公務員であればこの質問も定番です。
なぜ市ではなく、県で働きたいのか?
「生まれ故郷なので〜〜」とか答えたら、「んじゃ、その市で良くない?」というツッコミがくるかもしれません。なぜ県で働きたいのか?なぜ市ではないのか?なぜ国家公務員ではないのか?
ちゃんと答えられるようにしておきましょう。
なぜ〇〇市区町村を志望しているのですか?
なぜ県ではなく、市区町村で働きたいのか?
市区町村で働く場合、県より住民に近いところで働くことになります。そこで働きたい理由を考えてください。
希望しない部署に配属されたらどうしますか?
これも面接のど定番の質問です。公務員に限らず民間でもどこでもこの質問はされます。
組織である以上、希望する・しないに限らず色々な部署に配属されますし、数年経てば部署間の異動もあります。
上司と意見が対立したらどうしますか?
この質問もすごく難しいです。これに関して言えば無難な答えを選びましょう。
- 上司の意見に従いすぎるのもダメ
- 自分の意見を主張しすぎるのもダメ
なのです。
上司の意見に従いすぎて起こった問題が『森友学園の公文書書き換え問題』ですね。基本的に上司の意見に従わなくてはいけないのですが、時と場合によってはハッキリと自分の意見を言わないとダメな時もあります。
公務員なのですから、公務員のことを一番に考えなくてはなりません。ですから、「明らかに国民の不利益になるようなことであれば、自分の意見を出して上司と話し合います。」と、私なら答えます。
なぜ前職を辞めたのですか?
民間などから公務員に転職する場合は聞かれる質問です。
転職全般に言えることですが、「前の職場が辛かった・・・」というネガティブ系ワードは基本的にNGです。相手に「また辞めてしまうのでは?」と思わせてはダメです。
おわりに
この記事では『公務員試験の面接で聞かれる定番の質問』について書いてきました。
質問について、「なぜ」を5回ほど自分に問いかければ、面接本番でも答えれるくらいに具体的でしっかりとした内容になるはずです。ということで5回の「なぜ」を自分に問いかけてみてください^^
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今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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