知識vs考える力?これからの教育で求められるアクティブラーニング

知識vs考える力。これからの教育で求められるアクティブラーニング
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今ままで『学力』として重要視されてきたものは『知識』です。
大学受験をしてきた人はわかると思います。
センター試験なんてまさにそうですよね。いかに多くの知識を詰め込んで全教科で9割近くの点数に近づけて行くかが勝負の試験です。

ですが、これからの『学力』は変わりつつあります。知識の対極にあるとされていたもの、『考える力』が重視されつつあります。今回の記事では『変わる学力』について焦点を当てたものになっています。

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なぜ考える力が重視されているのか?

センター試験の通り、今までは学力というものは『考える力(思考力)より知識』が重視されてきました。

しかし、これからは『知識より考える力』が重視されるようになるでしょう。というのも、知識、いわゆる記憶力はGoogleに任せてしまえばこと足りてしまうような時代になったからです。

どれだけ記憶力が優れていたとしても、電子辞書に知識量は負けてしまいますし、Googleを使えば5秒もあればほとんどの知識は検索できてしまいます。

AIやロボットなどの技術革新で、これらに代替されるような仕事は失業の危険性のは周知の事実でしょう。20年以内に今存在している仕事の50%はAIやロボットに取って変わられると言われています。

そんな先行き不透明な未来が待ち受けている子どもたちにどんな教育を受けさせるべきなのでしょうか?

20世紀の教育と21世紀の教育の違い

今までの教育は20世紀型の教育で、日本が成長している時に適した教育でした。多くの工場労働者が必要だったので、素早く機械の扱いを覚える人材が求められていたんですね。だからセンター試験のような暗記重視、知識重視の試験が重宝されていたのです。

しかしこの21世紀では、日本の成長は止まり、成熟社会へと移行していきました。テクノロジーもどんどん進化し、今までは5人で動かしていた機械も1人で動かせるようになりました。

そんな社会で求められる人材は当然ながら『素早く機械の扱いを覚える人材』ではありません。

『答えのない問いを考え続ける力』を持つ人材が求められているのです。

変わる大学入試

知識(暗記)重視のセンター試験がとうとう2020年に変わります
変わると言ってもどのくらい変わるのかは分かりませんが、『考える力』を重視する方向に行くのは間違いありません。

なぜゆとり教育は失敗したのか?

実を言うと、知識より考える力を重視しようとした流れは過去にもありました。
それが世間の評価がすこぶる悪い『ゆとり教育』と言うやつです。だけど時代の先見性はあったのです。

しかし、大きな問題が2つありました。

1つ目は、教師が考える力を教えることができないこと。
2つ目は、センター試験が相変わらず知識重視の試験だったことです。

時間は有限なので、考える力を身につけさせることに時間を使えば、知識にあてる時間は当然ながら減ってしまいます。それに考える力を身につけても、結局最後(センター試験)に必要な学力は『知識』なのです。

これだと『考えさせる力』を身につけようとは思いませんよね?
だって学歴社会なんだから、いい大学に入るために知識を詰め込むような授業スタイルになるのは当然のことです。

結局、考える力も、知識も、中途半端に時間を使い、どちらも微妙になってしまったのが『ゆとり世代』なのです。
この反省を踏まえなければ同じ失敗を繰り返すだけになります。

アクティブラーニング

『考える力』を身につけさせるために今注目されているのが『アクティブラーニング』です。
アクティブラーニングとは、生徒が能動的に授業に参加することです。今までの授業は教師の一方的に知識を与える授業でしたが、これを変えて、ディスカッションなどを取り入れていきます。

アクティブラーニングを積極的に取り入れている中学校では、授業中にスマホを使うところもあります。質問などはスマホで行うのです。
手を上げなくても良いので、気軽にできるに質問できるようになっているんですね。

ITの技術を取り入れることで、授業の質が高くなります。今まで恥ずかしくてできなかった質問が誰でも気軽にできるようになることはとても良いことです。

アクティブラーニングが活きる時

アクティブラーニングが重要と言っても、何もそればっかりが重要な訳ではありません。『アクティブラーニングが活きる時は基礎学力が伴っている時』です。

基礎学力がないのにディベートしたってあんまり意味がありませんよね。
例えばこれからのトランプ政権と安倍政権について考えてみよう、というお題があったとしても、アメリカの政治や現状の世界の情勢、アメリカと日本の関係性などなどを知ってないと、議論すらできません。

アクティブラーニングは必要ですが、今までのように知識を与える授業が必要ないとは言ってはいません。
どちらも必要なのです。

これを上手に組み合わせていけることが、これからの教師に求められることでしょう。これができないとゆとり教育と同じ道を辿ってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では『変わる学力』について書いていきました。
それでは今回の記事を簡単にですがまとめます。

  • 知識や暗記力を重視する時代は終わった
  • AIやロボットなどのテクノロジーの進化は確実なのだから、来たる未来への教育を子どもに与える
  • 答えのある問いだけでなく、答えのない問いも子どもに考えさせる
  • アクティブラーニングが活きるのは十分な基礎学力が身についている時

本日も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

まとめ記事はこちら

 


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