過去形と現在完了形の違いが分かるぞー【スタディサプリ高3スタンダードレベル英文法（時制2）】

スタディサプリ高3スタンダードレベル英語、文法編の時制2を受けました。関正生先生の授業が神分かりやすかったです。

この動画を見ると、

過去形と現在完了形の違い

が、ガッツリ分かりますので、ここを苦手としている人は受けてみてください。以下では学んだことを簡単にメモしていきます。

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1 スタディサプリ高3英語文法（時制2）のメモ
おわりに：代ゼミの仲本浩喜講師の現在完了形の話も分かりやすい

1 スタディサプリ高3英語文法（時制2）のメモ

それでは以下に、過去形と現在完了形の違いについて講座で学んだことを書いていきます。

1.1 現在完了形を日本語訳から考えると泥沼へ

現在完了形（have + p.p.）って日本語からして意味不明じゃないですか。（p.p.は過去分詞形のこと）

そして意味不明な現在完了形の中に、

継続：今までずっと〜している
完了・結果：ちょうど今〜したところだ
経験：今までに〜した経験がある

の3つの意味があると中学校で学ぶはずです。でも、

全然意味が分からない

と思います。

現在完了形は日本語にはない概念ですので、それを日本語で考えようと思ったらまぁ大変です。というか無理。ですから、

現在完了形はイメージを持つこと

が大切になると関講師は言います。

1.2 現在完了形のイメージはp.p.をhaveしている

現在完了形のイメージは、

p.p.（過去）をhaveしている

という感じです。

イメージを図にしてみました↓

現在完了形に使われるhaveは現在形ですので、「過去のことを今も持っている」というイメージになります。過去と現在をつなぐものが現在完了形なのですね。

このイメージを持つことで、次の英語のニュアンスの違いが分かるかと思います。

I lost the key.
I have lost the key.

日本語訳をすればどちらも「鍵をなくした」という意味になります。しかし、現在完了のイメージを持てばニュアンスの違いが分かるかと思います。

I lost the key.→昔なくしたあの鍵、どこにいったんだろうな。（もう探すことを諦めている）
I have lost the key.→あの鍵、まだ見つかってないんだよなー。（まだ探している）

現在完了形では、lostしたことを現在もhaveし続けているのですね。

他の例↓

I live in Tokyo.
I lived in Tokyo Three years ago.

上の文は「東京に住んでるよー」とイメージで、下の文は「3年前に東京に住んでたよー（今はもう東京に住んでいない）」というイメージです。

それでは、「3年間、東京に住み続けている」という場合、英語ではどうすれればいいのでしょうか？そういうときに現在完了を使うのです！

I have lived in Tokyo for three years.

これで3年間ずっと住んでいるというイメージを英語で表現することができました。こういうときに、現在完了形（have + p.p.）を使うのですな。ちなみに、p.p.は『past participle（過去分詞）』の略になります。

1.3 継続で気をつける「状態動詞」と「動作動詞」

動詞が状態動詞の場合には have ＋ p.p. で継続の意味を表せますが、動作動詞で継続の意味を表すには、 have + been + ~ing という形にしなければなりません。

状態動詞の継続→have ＋ p.p.
動作動詞の継続→have + been + ~ing(完了進行形という）

逆に言えば、have + been + ~ing の形を見れば「あ、継続用法や！今までずっと〜している系で訳せばいいんやな！」と分かります。

状態動詞と動作動詞の見分け方は「5秒ルール」でしたね。「なにそれ？」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓

＞現在系と進行系の使い方が分かるぞー【スタディサプリ高3スタンダードレベル英文法（時制1）】

1.4 過去完了・現在完了・未来完了のイメージ

現在完了のイメージはできたと思いますので、

過去完了
未来完了

のイメージも持っちゃいましょう。

イメージを図にしてみました↓

過去形：点のイメージ
過去完了形：過去に押し寄せるてくるイメージ
現在完了形：現在に押し寄せるてくるイメージ
未来完了形：未来に押し寄せるてくるイメージ

このイメージが大切ですので、完了形が苦手な人は頭に叩き込みましょう。

それぞれの日本語訳を表にしてみるとこんな感じ↓

	過去完了	現在完了	未来完了
継続	(過去の一時点まで)ずっと~していた	(過去から)今までずっと~している	(未来の一時点まで)ずっと~しているでしょう
完了・結果	(過去の一時点で)ちょうど~したところだった	(過去から始めて)ちょうど今~したところだ	(未来の一時点で)ちょうど~したところでしょう
経験	(過去の一時点までに)~した経験があった	(過去から)今までに~した経験がある	未来の一時点までに)~する経験があるでしょう