我が子に対して、未来へ向けた教育を施せているでしょうか?
漫然と迎える未来には絶望が待っているかもしれません。
2016年9月3日のプレジデントオンラインに『10年後に「食っていける子」の親の共通点』という興味深い記事があったので、私の意見を交えてまとめたいと思います。
食っていける子どもに育てるために
経済停滞、少子化、超高齢化、年金、医療費、社会福祉などの様々な問題を抱えているのが我が国の現実です。
そんな先行き不安な世の中に、いずれは我が子を送り込まなければなりません。
少しでも明るい未来に生きて欲しいと願うのが親心でしょう。
そんな明るい未来を切り開くためには、親としてはどういう教育を施せばよいのでしょうか?
この記事の筆者は以下のことを挙げています。
(1)何が正しいか、子供が自分で判断して決める。
(2)まずは自分で挑戦させて、見守る。
(3)失敗を認め、やったこと自体を認める。
(4)子供の言動に向き合う。聞く。
(5)子供を尊敬する。
私が個人的に重要だと思うことは(2)の子供の挑戦を見守ることです。
親心としてはついつい子どもが失敗する前に手助けしたくなる気持ちは分かりますが、それではダメです。
たとえ悪い結果になることがほぼ分かっていたとしても、あえて忠告せず、失敗を経験させてあげてください。
どんな結果になろうとも「よくチャレンジしたね」と、褒めてあげることがとても大切です。
挑戦することをためらわない・失敗することを恐れず受け入れる、子供の能力を伸ばすためにはこんな教育法が求められています。
親のあるべき姿
「教育はこうあるべきだ!」と思う前に、まずは親自身が我が身を正すことが肝心です。
テレビばかり見ている親が子どもに向かって「テレビは見ないで勉強しなさい」と言っても説得力はありません。
スマホばかりいじっている親が子どもに向かって「スマホを長時間触るのはやめなさい!」と言っても効果はありません。
同じように、まったく新しいことに挑戦しない親が「挑戦しなさい」と言っても同じように意味はありません。
子供は驚くほど親を見ているのです。
それほど親の影響力は強いので、子どもの将来を考えるなら、まず自分自分の生活を見直す方が先だと思います。
AIやロボットと共創
「AIやロボットには負けない!」と、人間とロボットやAIを二項対立的に考えがちですが、本質的には『勝つ・負ける』の問題ではありません。
そもそも勝負を挑むのがナンセンスですしね。
チームラボ代表の猪子さんの言葉である『共創』を目指すべきでしょう。(たぶん、猪子さんの言葉だったはず)
競争よりは『共創』を目指し、人間のいいところ、ロボットやAIのいいところを組み合わせて、次の時代を柔軟に生きるべきなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事では『10年後を見据えた子どもの教育』について簡単にですが書いてきました。
では今回の記事をまとめます。
- 子どもには多くの失敗を経験させる
- 親は子どもの失敗を責めてはだめ、受け入れる
- AI・ロボットと競争するのではなく『共創』を目指す
本日も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
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