「学校に行きたくない」
子どもがそんなこと言い出したら、親としては不安だと思いますが、“無理やり学校に行かせるようなことをしてはダメ”なのがこれからの時代の教育だと思います。
不登校っていう言葉の響きがすごく悪いですが、学校に行くことが必ずしも『良い』とされる時代は終わったんですね。
ということで、この記事では「何のために学校に行く必要があるの?」を書いていきます。
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学校教育がオワコン化してる
今の日本の教育ってどうしようもないんです。
- 時代にあっていない教育
- いじめを認知することができない先生
- スマホなどを使った陰湿ないじめ
などなど、時代の流れが速すぎて、昔に作られた教育方針的なものが追いついていません。
もともとは兵隊の養成機関
そもそも学校教育がなんのためにできたかご存知ですか?
それは「戦場で使える兵隊を作るため」です。
意外かもしれないですが、これは事実です。
平和が当たり前の今の時代からしたら想像がつかないかもしれませんが、ちょっと前までは“戦争が当たり前”の時代があったわけです。
だから国としての最優先事項は「敵国と戦える国にすること!」だったんですね。
今でもそういう名残がありますよね?
- 揃っての行進
- 「右向け右」などの掛け声
- 先生の言うことが絶対な教室
学校という教育機関は、兵隊への即戦力を求めるところでした。
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工場労働者養成機関
戦争が終わったとは、学校教育は工場労働者の養成機関となりました。
工場で求められる人材とは、
- ミスをしない
- 物覚えが良い
- 上の言うことは黙って聞く
- みんなと同じ行動をする
などです。
私たちが知ってる学校教育とは、まさに『コレ』ですよね?
- 物覚えばかりが試されるテスト
- ミスをしてはいけないテスト
- 先生の言うことは絶対な教室
- みんなと同じ行動をすることが求められる環境
年配者は良くこんなことを言います。
「今の若者は使えないな・・・」
そりゃそうなんですよ。
だって、今は工場の時代じゃないのですから。
工場中心の時代はとうの昔に終わって、今はサービス産業の時代なのですから!
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AIやロボットが当たり前にある時代へ
AIやロボットがこれからは当たり前の時代になっていきます。
というのも、世界の超頭いい人たちが最先端のテクノロジーを追い求めているからです。
グーグル傘下のAIがプロの囲碁棋士に勝ったのも、記憶の新しいところですね。
すでに、ある特定分野では人間はAIに太刀打ちできなくなっているのです。
工場労働もどんどんロボットに置き換えられていきます。
工場で働いたことない人は想像がつかないと思いますが、トヨタの工場とか、アマゾンの倉庫とか、もうバンバンにロボットが活躍しています。
そんな来たるAI・ロボット時代を悲観的に見ることはありません。
「10〜20年の間に、今ある職業の50%がなくなる」とオックスフォード大学の准教授が発表していましたが、これは悲観的なことではありません。
- 面白くない仕事はAIやロボットがしてくれる
ということですからね。
古い職業がなくなれば、新しい職業が生まれていくものです。
ユーチューバーやプロゲーマーやら、ゲーム実況者、スマホのアプリ開発者、ブロガーやらはここ数年で生まれた新しい職業です。
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確かに、なくなると予想される職業で今働いている人は危機感があるでしょうが、子供にとってはそこまで関係ありません。
大切なことは“予想される未来に向けた教育”を施していくことになります。
AIやロボットが活躍する未来はすぐそこまで来ているのですから、今の教育のような、『工場労働者向けの教育』をやっていてはダメなのです。
毎日椅子に座り続け、先生の言うことをノートに書き写していく・・・それって本当に大切なの?を問わなければいけません。
確かにある程度の学力は必要で、読み書きそろばんはいつの時代も必要です。
でも、古文やら漢文やら、高度な数学って勉強する意味あるの?
「やりたい人はやればいい」くらいでいいと思います。
どうせいやいや勉強したことってすぐに忘れてしまいますからね。
受験勉強の弊害で、大学入学後に勉強している人なんてほぼいないのですから(´・ω・)
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自宅でスタディサプリをしたら?
ではここからが本題です。
学校行きたくないんだったら、行かなくていいと思います。
無理やり行ったって本人のためにならないですし、回復不能の精神的ダメージを負うかもしれませんから。
やっぱり、学校というのは運要素が高いところなんです。
- 変な先生
- いじめっ子がいる
こういう可能性に満ち溢れたところで、運悪くその二つの状況が重なれば、誰だって学校が嫌になります。
「不登校になるのは、その子が悪い」なんていうのは、おバカな人の考えで、誰だってなる可能性があります。
私たち人間は環境に依存する生き物で、環境が悪ければどうしようもなくなっちゃうんですね。
だって、いじめっ子が誰を狙うかなんて、運じゃないですか。
悲しい現実ですが、人の気持ちに立てないいじめっ子がいるのは当然で、それは子供時代だけじゃなく、大人になってからもあります。
話を戻して、「子どもが学校に行かなくなったらどうするの?」という話ですが、私の答えとしては「家で勉強したらいいのでは?」になります。
「家で勉強なんてできるの?」と思うかもしれませんが、今の時代はできます。
私がオススメしているのはスタディサプリというオンライン学習サービスになります。
低価格で、一流の講師を揃えているのが売りになります。
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スタディサプリには学校の先生より“教え方が上手な先生”が揃っています。
こんなサービスが登場しているので、「わざわざ学校に行って勉強する必要ってあるの?」というのが、教育界の命題だったりするんですね。
そのため学校教育っていうのは変わらざるを得なくて、今までのような6時間くらい座り続ける学校教育はなくなります。
これからの学校で大切なことは、
- アクティブラーニング
- 人との関わり方
になっていきます。
でもまだまだどちらも学校ではできていないので、自宅でスタディサプリをやって、人との関わり方は親が教えてあげていくしかありません。
地域の活動に参加したり、ボランティアに行ったり、スポーツクラブに参加したりと、学校という場所じゃなくても人とは関われます。
親としては「めんどくさ」と思うかもしれませんが、我が子のためにそこは頑張るしかないです。
ホームスクーリングが当たり前になる?
ちなみに自宅で勉強していくことを、“ホームスクーリング”と呼びます。
これ、アメリカではやってる家庭も普通にあります。
というか、学校教育が変わらない限り、そっちの方が子供の未来を考えるならいいかもしれないのです。
そもそも論として、「なんで子供を学校に行かせるの?」を考えたとき、「自宅では勉強しないから」くらいの理由しかありません。
先ほども書いたことですが、過去の学校教育というのは、兵隊を作るため、工場労働者を育てるため、だったのです。
これからの時代はそうじゃありません。
我が子の将来を考えるなら、今の変わらない学校に送り込むよりは、『ホームスクーリングで自宅で学習させる』というのも選択肢の1つです。
ちなみにアメリカでは、通信教育講座、家庭教師、オンライン授業などを併用しているそうです。
- 変な先生
- いじめっ子
という運要素が高くなる学校に送り込むより・・・そんな環境になってしまった・・・のであれば、ホームスクーリングいいと思います。
それに、一流の親ほど、自分の子を早いうちから海外に送り込んでいます(´・ω・)
その理由は・・・「日本の学校教育が遅れているから」です。
まとめ
この記事では『学校に行かなくてもいい時代なのでは?』について書いてきました。
「なんのために学校に行くのか?」を改めて考えたほうがいいと思います。
「なんとなく」で惰性的に子どもを学校に無理やり行かせていても、“時間とお金の無駄”になりかねません。
大学に行かせるまでお金はたくさんかかります。
奨学金を借りて大学に行っても、膨大な借金が残るだけかもしれません。
一流大学に行く意味はあると思いますが、それでも日本の大学は世界的にみてもどんどんランキングを落としています。
それに比例するかのように、日本の国力もどんどん落ちています。
GDPだけをみるとまだ世界第3位の国ですが、一人当たりのGDPに直すと26位になります(´・ω・)
これ、先進国でいうと最下位であって、財政破綻したギリシャといい勝負しています笑
だから、「日本の教育は正しくて、それが当たり前」という価値観は捨てた方がいいと思います。
というのも、今や“日本の子どもの6人に1人は相対的貧困状態にある”、というレベルまで日本はきています。
「日本は豊かだった」
そう言われるような未来が私たちには待ち受けているのかもしれません。
イギリスやドイツでは日本のことを「シンデレラの国」と呼んでいたりします。
どういう意味だかわかりますか?
シンデレラは期限の12時までにちゃんと準備をしなかったから、ガラスの靴を落とす羽目になりました。
日本もちゃんと準備をしないまま、先進国としてのタイムリミットを迎えるのかもしれません。
この記事をここまで読んでいる方なら分かってもらえると思います。
学校教育が変わらないのであれば、個人で変えていくしかありません。
教育というものは未来に向けてやるからこそ意味があります。
昔のパラダイムのままの“古い教育”を子どもに押し付けることは、生きづらくさせるだけです。
- 学校に行きたくない
- 学校で勉強する意味がわからない
- 学校に行く意味ってあるの?
などなど、子どもがそう言ってきたときは、「学校に絶対行きなさい!」という古い価値観は捨てて、改めて「教育とは?」を考えてみてください。
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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