一斉授業の弊害。今の学校教育は一体誰に向けたものなのか?

一斉授業の弊害 教育
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これからの授業は変わっていかなければなりません。
というのも、今までの教師が前に立って、生徒がそれを聞き続けるという授業のモデルは意味がなくなってきているからです。
ということで今回の記事では『一斉授業の弊害』について書いていきたいと思います。

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その授業は誰に向けたもの?

教育現場で問題の1つとされるのが、『教員の質の低下』ですね。
これはモンスターペアレントの相手をするのがめんどくさいなどの理由から、教員を志望する人が減り、採用倍率が低下し、優秀な人材を確保できなくなっています。

まぁ私としては、そもそも教師の質って高かったのかな?という疑問を持っていますが、さらに質が維持できなくなり、低下しているのが現状になります。

そしてもう1つの問題が、一斉授業による弊害です。
昔のように日本が右肩上がりの時代では、格差も小さく教育機会にも差が小さかったのです。
だから、頭が飛び抜けていい子や、勉強ができない子は少数派で、大多数の普通の子が多かったのです。

だから、大多数の普通の子に向けて一斉授業を行うことは、ベストではないかもしれませんが、最も効果が高かったのです。
しかし、今は格差社会。
格差社会がもたらすのは金銭面だけでなく、『できる子』と『できない子』の二極化になって行くのです。
つまり、普通の子が減ってしまったのです。

親の経済格差と学力格差には関係性があるので、格差社会に突入するということはこういうことなのです。
だから、普通の子向けに行う一斉授業はかなり効果が小さくなってきています。
できる子にとってはつまらないし、できない子には難しい。
できない子を『落ちこぼれ』というのに対して、最近ではこんな言葉が出てきました。

『ふきこぼれ』と呼ばれるできる子たちです。
塾に通っているので、学校の授業は理解できているのでつまらないのですね。

今の一斉授業は、誰のためにやっているのか?
少数派の普通の子向けになってしまっているのです。

一斉授業は無理

こうなってくると、本当に学校教育の意味がわからなくなってきます。
できる子にとっては簡単すぎてつまらないし、できない子にとっては難しすぎて理解できません。
だから授業中にぼーっとしたり、寝ちゃったりと、まさに時間の無駄が起こってしまいます。

スタディサプリを導入

こうなってくると、ビデオ受講などで、一人一人の学力レベルに合わせた授業を行うしかないと思います。
できる子はどんどん進んでいき、できない子は何回も復習する。
やはり、スタディサプリがとても重要になってくると思います。

そして、学校の先生は授業をするのではなく、生徒の疑問に答えたり、学校現場でしかできないことをやって行くのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では一斉授業の弊害について書いてきました。
できる子にとっては学校の授業は簡単すぎで、できない子にとっては難しすぎる・・・そして普通のこと言えばこれからどんどんと少数派になっていくことが予想されています。

今の学校教育の意味のなさが浮き彫りになってきているのではないでしょうか。
このサイトで何度も書いていることですが、早いところスタディサプリのようなビデオ授業を導入し、教師は生徒のサポートに回るのが理想なのではないかと思っています。
そうすることで、教師の激務さも改善されるでしょうしね。

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