子供にスマホを渡しても大丈夫?
子供を持つ親御さんなら、今の時代必ず直面すべき問題だと思います。
しかし、結論から言うと、これに対しては正解はありません。
正しい使い方をすればスマホは最強の道具になり得ますし、その逆も然りだからです。
まぁそうは言っても、子供のスマホ問題に対してはなんらかの指針が欲しいと思うので、IT界の巨人、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズがどうしていたかを参考にしたいと思います。
ビル・ゲイツはどう子育てを?
ウィンドウズで有名なMicrosoftの創業者のビル・ゲイツがどうしていたかというと、
『携帯電話は14歳になるまで持たせず、夕食の時には取り上げていた』
とのことです。
テクノロジーのトップを走る人だからこそ、テクノロジーの利点・欠点を踏まえた上で、こう判断したのですね。
やはり有用だけれども、使いすぎてはダメなので、親が介入していたようです。
スティーブ・ジョブズはどう子育てを?
スマートフォンをこの世に生み出し、世界で最も売れた商品iPhoneを作ったアップル創業者のスティーブ・ジョブズがどうしていたかというと、
『ビル・ゲイツど同様にテクノロジーの使用量を制限している』
とのことでした。
つまりIT界の巨人たちは、どちらも子供に対して最先端テクノロジーの使用を制限していたのです!
普通の家庭ではどうするべき?
この二人を参考にしたいのですが・・・やっぱり子どもにスマホを与えないという選択肢は厳しいものがあります。
だから、スマホは与えるけど、ルールを設けることが必要だと思います。
- ある年齢まではスマホは持たせない
- 食事中はスマホ禁止
- 1日の使用時間を決める
- 夜の11時以降はスマホは親が預かる
などなど、このようなルールを親子で作って、それを守ることは大切です。
親が模範となるしかない
ルールを決めるのであれば、親もルールを守らなければなりません。
「食事中にスマホを触ってはダメ!」と言いつつ、親自身が触るのはNGです。
スマホは見ないけどテレビばかりを見るなら意味がない
スマホの使用にルールを設けた結果、「スマホを使っちゃダメな時間はテレビばっかり見てるよ!」では意味がありません(´・ω・)
スマホをいじり続けることも、テレビを見続けることも、どちらも一緒です。
スマホにルールを作るなら、テレビにもルールを作らないと意味がありません。
これも一緒で「テレビばかり見てはいけません!」と言いつつ、親自身がテレビばかり見ていたら意味がありません。
親ができることは背中を見せること
毎回この結論にたどり着くのですが、やっぱり親が背中を見せるしかないんですね。
子どもに勉強してもらいたいなら、自分が勉強している姿を見せるしかありません。
子どもに本を読んでもらいらいなら、自分が本を読んでいる姿を見せるしかありません。
スマホを触り続ける姿を子どもに見せたら、やっぱり子どもはスマホを触り続けてしまいます(´・ω・)
「子供の教育をどうするべきか?」を考える前に、「自分は親としてどのような態度をとるべきか?」をしっかりと考えないといけないのですね。(当たり前ですが)
まとめ
いかがでしたか?
この記事では『子供のスマホはどうするべき?』について書いてきました。
毎日何時間もSNSをいじっているのであれば、やはりそこは親が介入するべきです。
しかし、スマホで読書をしていたり、勉強の動画を見ているのであれば、それはどんどんスマホを持たせてあげていいと思います。(まぁそんな自制ができる子どもはごくごく少数だと・・・)
ここからが難しい話なのですが、今の世の中は『プロゲーマー』という職業が確立してきています。
だから本当に我が子が楽しそうにずっとゲームをしているのであれば、それはそれでいいのかも知れません。
プロゲーマーでなくてもユーチューブなどの動画サービスで、ゲーム配信をしてお金を稼いでいる人もいますからね。
つまり、古い価値観で子どもを縛り付けすぎてはダメということです。
そうは言っても、ゲーム好きが功を奏してプロゲーマーになれるのはごく少数派です。
スポーツの世界と一緒で、「その子をその道で伸ばしていくべきか?」の判断をしてあげなくてはいけません。
難しいですよね(´・ω・)
本当にその道に行かせるつもりであれば、
- 適切な指導者
- オンライン対戦で世界との差を知る
など、刺激を与え続けることが重要になります。
そういう刺激を与えた後、「あ、やっぱりプロゲーマーは自分に合ってない」と子どもが感じ、趣味程度でゲームをやるようであれば、毎日何時間もスマホでゲームをやらせる必要はありません。
スマホは個人の能力を最大限まで高めることができる素晴らしい道具ですが、使い方を間違うと人生を堕落させます。
子どもはその判断が下せないので、しっかりと親が見極めて介入してあげてください。
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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