勉強させる子供に育てるためには?
諸富祥彦さんが書かれた『教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか?』という本を読みました。
この本の中に子育てについて触れられている部分があったので、ご紹介したいと思います。
最初は母親も一緒に勉強する
子育ての方法が書かれている本なんてめちゃめちゃあります。
多くの本を読んでも大体一緒のことが書かれているので、案の定と言ってはなんですが、この本にも同じようなことが書かれていました笑。
しかし、同じようなことが書かれているということは、子育てにおいて普遍の大切さとも言えるはずです。
ちなみにこの本の著者である諸富祥彦さんは、明治大学文学部教授で教育学博士で、教師を支える会の代表で、上級教育カウンセラーと、まぁ教育に携わってきたんだなぁってな人です。
じゃあそんな方が仰る子供が自ら勉強する子育て方法は、
- リビングなどで最初の10分間だけ母親も一緒に勉強してあげる
のがベストだそうです。
まぁありきたりと言えばそうなんですが、やっぱりこれがベストなんでしょうね。
子供部屋で学習させるのではなく、リビング学習の方が効果的というのは、もう周知の事実なはずです。
それに加えて、最初の10分間だけ子供の勉強に付き合ってあげるのが効果的ということです。
仕事や家事で忙しい母親が子供の勉強に10分間を付き合ってあげるというのは、相当大変なことだと思います。
しかし、母親が忙しければ忙しいほど、後々になって「母さん、あの時あんなに多忙だったのに、私の勉強に付き合ってくれてたんだ」と、子供が思ってくれるはずです。
母親の愛情というものは後になって気がつくことが普通ですから、その時に当時の教育が活きてくるはずです。
そもそも教育というものはそういうことなのでしょう。
アインシュタインの言葉を引用します。
「学校で学んだことを一切忘れてしまった時になお残っているもの、それが教育だ」
子供の勉強に10分付き合ってあげること、すぐには効果がなくても、後になって莫大な効果が出てくると思います(`・ω・´)”
コメント