失恋から立ち直れなくて勉強に集中できない・・・?
失恋から立ち直る特効薬はありませんが、心理学的に立ち直りを早くさせる方法があります。
メンタリストDaiGoさんの著書『あなたを変える52の心理ルール』より、その方法をご紹介したいと思います。
失恋からの立ち直りを早くさせる方法
楽しい映画より悲しい映画を観るべき
失恋で落ち込んでいる人に元気を出させようと、
- 楽しい場所
- 楽しい映画
などが効果的かと私たちは直感でそう思ってしまいますが、それは全くの逆効果になります(´・ω・)
落ち込んでいるときは、悲しい映画や音楽を鑑賞して、悲しい気持ちになった体験をする方がいいのです。余計に落ち込んでしまうように思えるかもしれませんが、実はそのほうが立ち直りが早いことが、数々の研究から分かっています。p186
その理由はというと、涙を流しやすくさせるからです。
というのも、涙を流すことは精神を安定させる効果があるんですね。
ストレスホルモンには、
- プロラクチン
- ACTH
- コルチゾール
といったものがありますが、これらは涙と一緒に流れ出ていきます。
だから悲しみから立ち直るためには“涙を流す”ことがよくって、楽しい映画より、悲しい映画の方がいいのです。
前の恋人の写真を取っておく
前の恋人の写真や思い出の品は「全部捨てる!」という人がいますが、心理学的にはこれは間違っています。
- 別れた恋人の写真を全部捨てた場合
- 残しておいて毎日写真を眺めた場合
この2つでは、写真を全部捨てた方が『立ち直りに時間がかかる』ことが確認されています(´・ω・)
なぜかというと、ヒトは思い出を美化しようとします。
だから写真を全部捨ててしまうと、記憶だけで恋愛を思い出し美化してしまいます。
しかし写真があれば「いいこともあったけど、悪いこともあったな」と現実的に思い出を振り返ることができます。
それを何度も繰り返していくうちに、新しい恋愛へと進むことができるようになります(`・ω・´)”
最悪なのは、美化されて完璧になった過去の恋人像が出来上がり、それにとらわれて新しい恋愛に踏み出せなくなってしまうことです。過去の恋人の記憶は、あなたの脳が美化して勝手に作り上げた「理想の恋人」なのですから、現実の異性と比較してはいけません。p188
ちなみに、もし新しい恋人がかつての恋人の写真を持っていたら、無理に捨てさせない方が良いです。
昔の恋人の未練がなくなるまで、しっかりと写真を見せてあげた方が無難みたいです。
今の時代は写真を捨ててしまっても、SNSなんかで簡単に見ることができますから、昔よりは写真を全部捨ててしまったダメージが少ないですね。
まとめ
この記事では『失恋から立ち直る方法』について書いてきました。
簡単なまとめとしては、
- しっかり泣いて、ストレスホルモンを体外に排出する
- 思い出を美化しないように写真を見る
です。
失恋の心の痛みを治す特効薬はありません。
ですから、心理学的手法で分かっている立ち直りを早くする方法を採用してみてください(`・ω・´)”
恋は、やがて他の恋によって癒される。ジョン・ドライデン(英国の詩人)
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