「大事なところには赤線をいれる」
なぜか分からないけれど、勉強の時は『赤色』がめちゃめちゃ使われます。
重要な箇所の色つけもそうだし、テストの丸つけもです。
当たり前のように使われている赤色ですか、本当は使わない方が良いのかもしれません。
今回の記事ではそんなことについて書いていきます。
赤色のグループは成績が悪くなる!?
高校生が次のような実験に参加しました。(出典→Color and psychological functioning: the effect of red on performance attainment.)
高校生を3グループに分けてテストを解いてもらいます。
それぞれのグループに渡すテストの表紙に仕掛けがあって、表紙のタイトルの背景色がグループで違います。
- 背景色が赤
- 背景色が緑
- 背景色が灰色
の色違いが、それぞれのグループに配られました。
実験ではまず“2秒間表紙を見るように”と伝え、その後すぐに問題を解いてもらいます。
その結果・・・
背景色が緑と灰色のグループでは成績に差がありませんでしたが、背景色が赤色のグループは点数が低かったのです!!
なぜ赤色だと点数が悪くなるのか?
なぜ赤色だと点数が悪くなると思いますか?
一般的には“赤は戦いの色!”と思われているので、テスト前にはもってこいの色のような気がしますが・・・。
『赤色』についてはこちらの記事を参考にしてみてください→→→
スポーツの世界では赤色の服を着用すると、勝率が上がることが知られています。
普通に考えると、赤色でも青色でも勝率は五分五分になるはずです。
しかし、赤色の方が勝率が良いことが判明しています。
その詳細な理由はいまだに分かっていませんが、1つの理由として
「赤色を身につけた人が強くなるんじゃなくて、赤色を見た人が弱くなるんじゃね?」
ということです。
まぁ赤といえば、
- 血の色
- サイレンの色
と、なんとなーく「危険信号を発している色」な気がします。
だから赤色を見ると「なんかやばそうだから避けよう」的な心理が働くのかもしれません。
そう考えると「この問題難しそうだから、解くのやめよう」と、チャレンジ精神を弱めるのかもしれませんね。
赤色の部屋だと集中できないよね
ペンで考えずに、部屋で考えてみてください。
赤色の部屋って勉強に集中できますか?
できないですよね?
勉強に使うなら何色がいい?
「赤色は使わない方がいいとしたら、何色を使った方がいいの?」
これは好みで決めたらいいと思います。
それに赤色が好きなら、赤色でもいいとは思います笑
集中力が増す青色
集中力に良いとされるのが青色です。
気持ちを落ち着かせる作用もあるとされているので、受験勉強にはもってこいな気がします。
私も好んで使う色が青です。
リラックスなら緑色
自然の色だからリラックスできると言われる緑色。
これも私が好んでよく使う色になります(`・ω・´)”
気持ちを暖かくさせる黄色・オレンジ
気分を明るくしたいなら、暖色系の黄色・オレンジです。
ただし、黄色のペンは見づらいのでオレンジがオススメです。
黄色はマーカーってイメージがありますね( ´∀`)
まとめ
この記事では『赤色は勉強に不向きかも』について書いてきました。
こんな記事を書いておきながら、私は気にせず赤色を使っています笑
特に赤にこだわりがあるわけではないのですが、なんとなく赤色を習慣で使っています。
多分そこまで気にする必要はないんじゃないかなー?くらいに思っているので、私と同じようにあまり気にならないのであれば、普通に赤色を使ってください。
でも、「ちょっとでも勉強効率を上げたいんや!」と考えるのであれば、赤は避けた方が賢明かと思います!!
自分のスタイルを確立してみてくださいね!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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