赤色の服を着用すると、勝率を上げることができるって知ってます?
そんな驚きの事実が2005年に、一流科学雑誌のネイチャーで発表されました。
「おいおいマジか?」ってなりそうなんですけど、マジなんです笑
いや〜こういうことを真面目に考える人もいるっていうのが面白いですよね!
ということで、小学生から高齢者の皆様まで、この理由を考えてみてください。
なぜ赤色の方が勝率が高いのか?
オリンピックにはボクシングやら、レスリング、テコンドーなどなど様々なスポーツがあります。
選手着用のユニフォームの色は赤か青にランダムに振り分けられます。
そうなると、どちらの色も勝率はちょうど5割になるはずです。
しかし、2004年のオリンピックデータを解析すると、赤を着ている選手が5割5分、青を着ている選手が4割5分の勝率となり、差し引き1割も勝率が違ったのです!!
なんで?
ねぇなんで?
これには2つの可能性が考えられます。
闘争心が出る
1つ目が、赤を身につけることによって選手自身が強くなるという可能性です。
「ウオーーーーー!!赤を着たら闘志がみなぎるゼーーーー!」ということです。
相手が弱くなる
2つ目の可能性が、相手に赤を見せることで相手が弱くなるという可能性です。
「相手の選手強そう・・・怖いな・・・」ということです。
んーどっちの可能性もありそうなのですが、まだこれについては明確な答えは出ていません。
赤と脳の関係
赤色には、脳細胞の働きを抑制する働きがあります。
それが何かというと、脳の『動いているものを知覚する』働きを抑制します。
どいうことかというと、赤を見る前は少ない運動量でも運動があることに気がつくのですが、赤を見た後は運動力がたくさんないと運動に気がつかないのです。
専門的な言葉を使えば『運動のコヒーレンス閾が上昇する』と言います。
レスリング・ボクシング・テコンドー、これらのスポーツは相手の動きを見ることが超重要になります。
しかし、相手が赤いものを身につけている場合は、絶えず相手の動き+赤色を見てしまうので、動いているものを知覚する能力が抑制される可能性があるのです。
この説が一番まともそうじゃない?
そう思ったあなた、これについては『脳がシビれる心理学』という本に書いてあったことなので、是非とも手にとって読んでみてください。
ワクワクすること間違いなしですよ。
これに感化されて、心理学に興味を持っちゃうのもいいですね〜!
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では『スポーツと赤色』について書いてきました。
なかなか面白い研究ですよね。
この因果関係を解き明かすのは、未来のあなたかもね笑
とりあえずスポーツで赤色か青色香を選ぶときがあれば、赤色を選択することをオススメします!
「え?卑怯?」
知は力なりですよ!!(`・ω・´)”
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