「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ。」
と、どこかで聞いたことがあるような言葉なのですが、これは身体反応が先に起こり、そこから感情が生まれるという仮説で、ジェームズ・ランゲ仮説と呼ばれるものです。
これにちなんでちょっと面白いお話があります!
ということで今回の記事も学問に興味を持ってもらえたらな!という思いのもと、書いていきます〜。
笑顔を作ることでおもしろくなる
2007年にサイエンスという科学雑誌に掲載された論文になります。(→→→https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17510358)
どんな論文かというと、2つのグループにとある条件をつけて漫画を読んでもらいました。
その条件とは
- ペンを加えて口を横に開いた状態で漫画を読む
- ペンを加えて口を閉じた状態で漫画を読む
「何その条件・・・?」と思うようなことですが、なんと口を横に開いて読んだ時の方が、漫画を面白いと感じることがわかったのです!!
なぜ口を横に開いた時の方が面白く感じるの?
口を横に開き、『強制的に笑顔を作る』ことで面白く感じるということです。
「いやいや、そんなバカな」と普通は思いますよね。
でも笑顔を作ることで、面白さを感じるようになるというのが、この実験でわかったことなのです!
- 強制的に笑顔を作る
- 脳がなんで笑顔を作ってるの?と原因を探す
- このマンガが面白いからだ!と原因を発見する
つまりは、脳の『錯覚』になります。
面白いと思うから笑顔になると思うかもしれませんが、その逆もあるというのが面白い発見ですよね。
体をコントロールすることで感情もコントロールすることができます。
ちなみに日本にはこんなことわざがあります。
『笑う門には福来たる』
昔の人は経験則でそんなこと分かっていたのでしょうね。
ということで、幸せを感じてみたい人は、まずは笑顔無理矢理でも作ってみましょう(`・ω・´)”
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外と面白い話ですよね?
やっぱり脳の研究とかすごく興味深いと思いますよ〜!!
ということで、大学選びに迷っている人は、『脳』系を研究している大学を選んでみるのもいいかと思います!
んで、受験勉強で心が折れそうな人は、まずはペンを置いてノートを閉じで、笑顔を作ってみましょう!
笑う門には福来たるのですから、きっと何か幸せが訪れるはずですよ〜!!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント