一夜漬けとコツコツの勉強はどちらが効果的なのか?

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あなたはコツコツ勉強する派?
それともテスト前の一夜漬け派?

コツコツ勉強する派としては、テスト前に一夜漬けした人に、同じくらいのテストの点数を取られるのって悔しいですよね。
「一夜漬けでこんな点数取れるのか・・・やっぱり才能ってやつか」なんて思ってしまいます。

果たして、コツコツ勉強派と一夜漬け派はどちらが良いのでしょうか?
今回の記事ではそれについて考えてみたいと思います。

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集中学習と分散学習

記憶を研究している人たちの世界では『一夜漬け』のことを『集中学習』と言います。
それではコツコツ勉強することはなんというと思いますか?

 

正解は・・・『分散学習』と言います。
まぁこういう分け方になっていますが、イメージとしては以下のような感じです。

  • 集中学習:一気にまとめて勉強
  • 分散学習:勉強時間を区切って勉強

さてさて、集中学習と分散学習はどちらが記憶には良いのでしょうか?
学生の皆さんは、集中学習の方がテストの点が取りやすいと思うかもしれません( ´∀`)

果たして記憶を研究している世界ではどのような結果が出ているのでしょうか!?

記憶の定着率はどちらが上?

こんな実験が行われました。
分散学習タイプと集中学習タイプの2つのグループに分かれて、単語の組み合わせを覚えてもらいました(どちらの学習時間も合計は同じになっています)。

  • 分散学習グループではテストの2日間前から勉強しました
  • 集中学習グループではテストの1日前から勉強しました

さて、分散学習グループと集中学習グループでは、どちらの方がテストの点が高かったと思いますか?

 

正解は・・・・・『どちらのグループもテストの点数はほぼ変わらない』という、なんとも言えない結果が出たのでした笑!
しかし、その翌日に抜き打ちでもう一度テストを行いました。
すると、点数に差が出たのです。

抜き打ちテストですので、当然ながらどちらのグループもテストの対策はできていません。
だから、どちらのグループも最初に受けた時より点数は低下します。

だけれども、分散学習グループの方が正答率が高かったのです!!!!
集中学習グループは、一気に覚えることができますが、その反動で一気に忘れてしまうのです。

つまり、定期テストであれば、集中学習でも分散学習でもどちらでも点数は取れます。
しかし、実力テストなどの『範囲が決まっていないテスト』など、本番形式のテストであれば、分散学習が有利になるのです(`・ω・´)”

やっぱりコツコツ型が報われるんですね〜!
同じ時間数を勉強するのであれば、一気にやるよりはコツコツと分散してやる方が効果的なのです!!

睡眠の大切さ

さて、同じ学習時間なのに、どうして集中学習と分散学習では記憶の定着率が違うのでしょうか。
その原因の1つが睡眠だと言われています。

分散学習では勉強と勉強の間に睡眠が挟まるので、頭の中の記憶が整理され定着すると考えられています。
勉強することも大切ですが、睡眠をとって頭の中を整理するということも勉強には大切なんですね(`・ω・´)”

効果的な睡眠方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください→→→【まとめ】睡眠の質を高めるためにやっておきたい16のこと

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まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では集中学習と分散学習の記憶の定着の違いについて書いてきました。

どうせ同じ時間だけ勉強するのであれば、集中学習より分散学習の方が効果的ですよっという話です。
やっぱり一夜漬けよりは、コツコツと地道に毎日勉強する人の方が最終的には勝つのですね。

定期テストでは一夜漬けもコツコツ勉強も差が出ないかもしれません。
しかし、最終的な実力を試されるテストでは、コツコツ勉強派が報われるのです(=゚ω゚)ノ

ですので、一夜漬け派の人は定期テストの結果に満足するのではなく、高校受験や大学受験などの、目標を持って勉強をしていきましょうね(`・ω・´)”

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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