なんかいい勉強法ないかなー?
そんな疑問に答えます。
効率の良い勉強法ばかり探してないでしょうか?本に書いてあること、ネットに書いてあること、探してみれば『勉強法』という名のつくものはたくさんありすぎて、どれが最も良いんだろうとわからなくなってしまいますよね。
そんなお悩みを抱えた人に向けて、前回の記事でも取り上げた林修先生の著書『受験必要論』から『勉強法』についてご紹介したいと思います。
このページの内容を簡単に動画にしています↓
批判的精神を持って勉強せよ
「学問とは批判的精神でしかなし得ないものである」と林先生はおっしゃっています。
「批判的精神ってなに」と思われるかもしれませんので、お答えすると、「本当にそれ正しいの?」という精神を持つことです。テレビなどのマスメディアの情報になんの疑問も抱かずに「なるほど!それが効率のいい勉強法か!」ってなってませんか?そういうのは批判的精神を持ってないってことです。
林先生は生徒にこのように言います。
勉強とは、自分に合った勉強法を見つけ出していくことが一番の基礎になければならないんです。その際に、批判的精神をもちつつ、残念だが、林の言うことを聞くしかないというような批判的受容をする。そして、それを基にして自分の勉強というものを作り上げていくことが1番大事だよ、と話します。
『批判的受容』、つまり、自分のやり方に固執しすぎす、相手のやり方がよければ、それを取り入れていく姿勢が大切だということです。
学生時代の林先生の批判的勉強法
学生時代の林先生は、教師の言うことを全然聞かない生徒だったらしく、先生の授業中に、「俺のほうかできるのではないだろうか?だとしたら自分のやり方のほうが正しいのではないだろうか?」としばしば思っていたそうです。(嫌な生徒ですよね笑)
でも、「ここは向こうが言ってることが正しい」と思えば、それを取り入れていたそうです。
この考え方は、今でいうアクティブラーニングの1つだと私は思います。先生が言ったことをそのまま受け入れているのであれば、それは『思考停止状態』と変わりません。
先生の発言を聞いて、それが本当に正しいのかと頭を使いながら能動的に授業受けていく、これが勉強を学ぶ上で大切になります。でも、くれぐれも傲慢になりすぎずに、「受け入れるところは受け入れる」、「相手が正しいと思えば素直に認める」と、先程も言ったように批判的受容の姿勢を持つことを忘れないでください。
おわりに:勉強法を鵜呑みにしてはダメ
ネットや本で様々な勉強法の情報が飛び交っていると思いますが、自分で試してみて自分に合うと思うのであれば採用し、合わないと思えば、「これは自分には合わない方法だったな」と、不採用にして、『自分だけの勉強法』を確立してみてください。
情報をなんでもかんでも鵜呑みにすることなく、自分の頭で考えて、自分で判断していく癖をつけるようにしてください。それでは!
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