学生の皆さん、暗記カード使ってますか?(単語カードとも、フラッシュカードとも言われているやつです)
古来よりの学習法として人気な『暗記カード』。
時代は変われど、やはり暗記カードは記憶の定着に便利なものです。
さてさて、暗記カードの効果的な使い方はご存知ですか?
ちょっとしたテクニックなのですが、これを知ってるだけで、かなり記憶の定着効率が変わってきますよ〜!
暗記カードの効果的な使い方
- 英単語の意味
- 古文の単語
- 数学の公式
- 生物の名称
- 物理の公式
- 歴史の人名や年号
などなど、暗記したいものに万能的に使えるのが暗記カードになります(`・ω・´)”
例えばなのですが、友達と「英単語20個どっちが覚えれるか勝負しようぜー」となったとします。
そういう時、あなたはどちらの勉強法を採用しますか?
- 一気に20単語覚えるのは難しそうなので、5単語ずつ覚える
- 一気に20単語覚える
さて、どちらの方が効果的だと思いますか?
暗記カードも分散学習を!
これも科学的にある程度分かっています。(→Optimising Learning Using Flashcards: Spacing Is More Effective Than Cramming)
ほとんどの人は「1度に5単語ずつ覚える方が良さそう!」と答えます。
しかし、実際は“一度に覚えた方が点数が高い”ことが分かっているのです(`・ω・´)”
ここで重要なことは『こっちの方が記憶の定着良さよう!と思う直感と結果は違う』ということです。
ここが科学の面白いところですね。
「なんとなくこっちの方が良さそうじゃね?」という考えが、全然違うことだって全然あるのです!
さてさて話を戻して、なんで一度に覚えた方が良いのだと思いますか?
これは『分散学習』が鍵になっています。
というのも、記憶定着の鍵は分散学習だからです。
「分散学習ってなんだよ!!」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください→→→
5単語ずつ覚えるのと、20単語一気に覚えるのでは、当然ながら“ある単語”に出会う間隔は20単語の方が長くなります。
つまり、それだけ“分散”できているというわけです。
ということで、これから暗記カードで勉強するときは『量を恐れないで』トライしてみてください。
まぁ一気に500単語とかだとモチベーションが下がってしまうのでよくないと思います^^;
適当な量でお願いします!!
まとめ
この記事では『暗記カードの効果的な使い方』について書いてきました。
暗記カードも集中学習よりは、分散学習の方が効果的に覚えることができます!
「じっくり勉強した方が覚えやすそう」という、私たちの直感とは反することですが、科学を信頼してみてください。
もちろん人によって個人差があると思うので、『絶対こっちの方がいい!』とは言い切れません。
科学を疑う姿勢を持っておられる方は、どちらも試してみて、自分なりの勉強法を確立してください!(科学者らしい良い姿勢だと思います!そういう人は是非とも大学で研究を頑張ってみてください(`・ω・´)”)
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