年末年始ってどうやって勉強しよう?
そんな疑問に答えます。
受験生にとって年末年始はとても大切です。年末年始はなんとなく「ゆっくりしてもいい」ような雰囲気がありますが、受験生はその雰囲気にのまれてはいけません。
1 受験生の年末年始の過ごし方
まず、「休んでいいのは、大晦日と元旦の2日のみ」と、自分自身に約束しましょう。年末年始でも「ぜんぶ勉強する日にあてる!」というのでもいいですが、さすがにそれだときついかもしれません。もちろん、それを続けられるのであればいいですが、なかなか難しいと思います。
だから『2日間だけ!』というルールを自分で決めてあげましょう。その2日間が気分転換に使える日です。
1.1 休むと決めた日は勉強から離れる
休むと決めた日は、勉強からしっかりと離れましょう。ここでずるずる勉強してはダメです。休むと決めた日は、しっかり休むこと、遊びをいれることを徹底します。
ここで中途半端に勉強しちゃうと、あとになって「大晦日も元旦も勉強したんだし」という気持ちが湧いてきて、勉強をサボる理由を作ってしまいます。
言い訳を排除するためにも、休むときは徹底的に休みましょう。
1.2 夜型の生活を朝型に直す
もし夜型のリズムになっているのであれば、年末年始で朝型に直しましょう。クロノタイプが夜型の人はきついですが、試験は朝型に設定されていますので、年末年始を使って朝型スタイルに合わせていきましょう。
1.3 塾でしっかりと勉強する
塾や予備校に通われている方であれば、年末年始でも塾・予備校が開かれている可能性が高いです。お正月気分でダラダラするよりは、『強制的にでも勉強する環境がつくられる場所』に行って、勉強しましょう。
受験生仲間もいますから、いい刺激になるはずです。
1.4 家で勉強するなら家族に協力をお願いする
塾・予備校に通っていないなら、家で勉強するしかありません。残念なことに図書館も年末年始はお休みですからね。
でも、家で勉強したくても「家族が年末年始でだらけている・・・」という問題があります。その気分に巻き込まれてしまうと、「ついつい自分も」と怠けてしまいます。
その可能性を防ぐために「今年は自分のために年末年始気分を我慢してください!」とお願いしてみましょう。親もきっと分かってくれるはずです。受験を控えた子どものお願いに、協力してくれるはずです。
1.5 親は子どもを必要以上に刺激しない
受験生を持つお父さんお母さんは、子どもを必要以上に刺激しないようにしましょう。「年末年始でも、他の子はもっと勉強しているぞ!」なんてのはNGワードです。子どももそんなことは分かっています。言われなくても、感じ取っています。
温かい目で見守ってあげてください。勉強に集中できる環境を整えてあげてください。『自分だけが年末年始のテレビの特番で楽しむ』ようなことは避けてください。
1.6 過去問を解きまくる
勉強については、とりあえず『過去問』を解きまくりましょう。過去問を解くことで、
- 理解が不十分なところ
- 苦手としているところ
がしっかりと分かります。
で、ここが重要なところが間違えたところだけではなくて、「なんとなく正解しちゃった」というところもしっかりと見直していくことです。抜けている部分を明確にし、その穴を集中的に潰していきましょう。
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おわりに
受験生にとって年末年始は、誘惑が多いし、精神的にも「本当に合格できるかな?」と不安になる時期です。でも誰だってそうです。一部の天才以外はみんな不安です。「自分だけが不安なわけじゃない」という気持ちをお忘れなく。
そして、しっかりとメリハリをつけるためにも休む日を設定し、休んだ後は勉強に集中していきましょう。
集中するためには、
- 塾・予備校を使う
- 親に「今年は静かにして」
というような対策をとってください。
そして本番さながらの集中力で過去問を解いて、抜けている部分を見つけましょう。抜けている部分がわかったら、あとは知識の穴を埋めていくだけです。
では、頑張ってください。それでは!
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