強みと弱みはどちらを伸ばした方がいいのか?【子育てで知っておきたいこと】

強みを伸ばすべき 親が知っておきたい教育
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子供の強みと弱み、どちらを伸ばしてあげた方がいいのかな?

そんな疑問に答えます。

結論から言いますと、『強み』になります。

もちろん両方伸ばせるのであれば、それに越したことはありません。しかし、時間は有限です。限られた時間の中で強みと弱みのどちらを伸ばした方がいいのかといえば、それは強みになります。

以下ではもう少し具体的に強みと弱みについて書いていきます。

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強み・弱みのどちらを伸ばすべきか?

誰にだって、強みと弱みがあります。得意なこと苦手なこと、ワクワクすることワクワクしないこと、楽しめること楽しめないこと、人によって様々ですよ。

さて、世間一般的には強みと弱み、どちらを伸ばした方がいいと考えられているのでしょうか。

アンケートによると圧倒的に弱み

これは、様々な国でアンケートをとったデータがあるのですが、 共通して「自分の弱点」を克服する方が大事 という答えが出ています。 多くの人は強みを伸ばすことより、弱点を克服する方が大事と考えています。

強みを伸ばすべき理由

強みを伸ばすべき理由について書いていきます。

学校教育を例に出しますと、100点満点という決められた枠の範囲であれば、 弱点を伸ばす事に意味はあります。自分のテストの結果が 国語80点、数学60点、英語40点だった場合は、国語を100点にするよりは、 数学と英語に力を注いで、両方70点を目指す方が総合点を上げることができます。

 

良い大学に進学することが目標であるならば、これがベストな戦術になります。しかし、これはあくまで学校という狭い枠組みの中での戦術になります。

 

人生では弱点を克服すること、 すなわちダメージコントロールをすることが良いとは言い切れません。その理由はというと、

 

『人間の能力を100点満点で測ることができないから』

 

です。

 

多くの場合、人生の成功者と言われる人たちは自分の長所を極限まで伸ばした人たちです。アインシュタインは物理学を極めたからこそ偉大な人間とされているわけです。 なぜ、物理学を極めたのか? それは物理が好き(得意)だったからです。もしアインシュタインに「物理はもう伸ばさなくていいから、国語と社会の点数を上げることに力を入れよう!」と言っていれば、偉業を成し遂げてないかもしれません。

 

繰り返しになりますが、

 

世の中で成功者とされている人はみんな自分の強みを伸ばしています。

 

 

弱点を克服するというダメージコントロール戦術は、 得意なことも不得意なこともないただの普通な人へと型にはめ込むことです。インターネットもパソコンもスマホもない時代ですと、それで良かったのですが、これからの時代はそれではダメです。

親と子どもが知っておくべき学校教育の時代遅れ感>

平々凡々の末路

弱みを克服するだけでは平々凡々な人間ができてしまいます。ちょと苦手なところがあるけど、人よりは優れた能力がある人が重宝される時代です。

 

なぜなら、これからはAIやロボットがどんどん発達していくので、

 

中途半端な知識や技能では人間がAIやロボットに勝てなくなる時代

 

だからです。あと20年以内に、今ある職業の半分はAIやロボットが人間に替わって仕事を行うだろうと予測されていることはご存知の方も多いはずです。このような理由で、弱みを伸ばして平均化された人間に成長させるよりは、強みを伸ばしていった方がいいのです。

安定の代名詞『公務員』はこの先も安定なのか?>

おわりに:周りに流されず強みを伸ばしていく判断を

今回の記事では『強みと弱み、どちら伸ばした方が良いか?』について書いていきました。それでは今回の記事を簡単にですがまとめます。

  • 多くの人は弱みを克服した方か良いと考えている
  • しかし、成功者の多くは強みを伸ばしている
  • 中途半端な知識や技能では人間がAIやロボットに勝てなくなる時代がくる

「弱みを克服していこう!」の流れはまだまだあります。しかし、弱みを伸ばして普通にしたところで、それは所詮『社会で求められている能力ではない』のでうす。普通の能力はAIやロボットで代替可能です。

 

弱みを伸ばすよりは、強みをどんどん伸ばしていく方が時代にあった戦術になります。それでは!

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