NewsPicksで『子育て論』が始まったから親は注目やでー

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News Picksで『新・子育て論』の特集が始まりました。「これからの時代に向けた子育てはどうしたらいいのだろう・・・?」とお悩みのご両親に、1つの指針を与えてくれる特集だと思います。注目です!(有料会員になる必要がありますけど)

今の親が知っておきたい、新しい「子育ての原則」
教育の世界に「2020年問題」が迫っている。2020年度に文部科学省が実施する、学習指導要領の改訂、そして大学入試制度の...

 

第1回:教育改革実践家の藤原和博氏とはなまる学習会代表の高濱正伸氏の対談

第2回:予防医学研究者・石川善樹氏と、その父で医師である石川雄一氏の対談

第3回:マンガ『ドラゴン桜』の主人公である弁護士・桜木建二にインタビュー

第4回:アインシュタインからザッカーバーグまで、数々の天才を輩出してきた「ユダヤ人の子育て」について

第5回:シリコンバレー在住の起業家・石角友愛氏が、自身の体験談から、子どもの自由な発想を伸ばす「シリコンバレー式教育」の姿を解説

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これからの子育てに関しての識者の意見

上のリンク先に飛んでもらえれば、NewsPicksにコメントしている識者の『子育て論』を知ることができます。興味深いものを引用します。

名古屋商科大学ビジネススクール教授 牧田幸裕氏

「自分で考え、表現し、判断できる子どもの育成」は本当に重要であり、それに従って、「新しい子育て」を考えなければならないのは、全くその通りだと思う。

ただ、この手の議論をするときに気を付けなければならないのは、「ニューエリート」とあるように、一部の優秀な人材にしか当てはまらない議論だということだ。

アクティブラーニングが機能するには、前提として基礎学力が必要であり(←基礎学力がきちんとついていれば、東大でも京大でも合格できる)、その基礎学力がないとアクティブラーニングは「四方山話」や「居酒屋談議」にしかならない。

したがって、これまで以上に短期間に基礎学力を習得し、その上で自分の意見を表明し議論できる一部の優秀層はアクティブラーニングを存分に活用し、表現力や論理力を鍛えていくことができるようになる。

もっとも、これを実現できるのは「ニューエリート」と呼ばれる一部の優秀層だけであり、大半はしっかりと「読み書き、そろばん」をできるようにならないと、アクティブラーニングも絵に描いた餅にしかならない。

この手の議論で気を付けなければならないのは、一部の優秀層を対象とする理想論を、あたかも全体に当てはまるように語ってしまうことだ。そして、子を持つ親がそのように勘違いしてしまうことである。

ようは地に足ついた教育をしましょうってことですな。アクティブラーニングという言葉が一人歩きしがちなので気をつけたいところ。

 

“ゆとり教育”という失敗を繰り返さないためにも・・・!

 

精神科医 インデックス投資家 田舎の病院 医局長 Takahashi Hirokazu氏

時代が変わり教育が変わっても子育てで一番大切な部分はきっと変わらないでしょう。それが親の笑顔だと思います。子供は親の言うことは聞きませんが親の背中を見て育ちます。例えば親が笑顔なら子供も笑顔になるし、親が勤勉なら子供も勤勉になります。親子の心は繋がってますからね。それに親が笑顔でいてくれることは子供にとって1番嬉しいことだし、自分の存在や努力が親を笑顔にするという経験は子供の自信に繋がります。

そして親が笑顔でいるためには、まず親自身が自分で自分を大切にしなければなりません。心にゆとりがなければ笑顔でいられませんからね。「自分で」=子供に期待せず信頼すること。「自分を」=自己犠牲をやめて心のゆとりを保つこと。「大切に」=後悔しないよう毎日を全力で楽しむこと。まぁ何でもいいので親の笑顔を最優先することですね。そこだけ忘れなけれどんな子育てでも大丈夫だと思います。

精神科医さんの貴重なコメントになります。当サイトでもなんども書いてあるように、親ができる一番重要なことは、『背中を見せること』だと思います。

  • 子供に勉強してもらいたかったら、自分がまず勉強する
  • 子供に本を読んでもらいたかったら、自分がまず本を読む
  • 子供に運動習慣をつけさせたかったら、自分がまず運動する

“体現”というのがとっても重要なんですなー。

 

読書会「リードフォーアクション」 代表理事 神田昌典氏

もっとも不幸なのは、いま子供たちが未来に夢を感じる職業について、大人たちが理解できず、結果として、潰しかねないこと。たとえば、新しい音楽ジャンルを作り出したいという夢をもった中学生が、まずはYoutubeチャンネルを作ることを試みたとしても、また株式投資型クラウドファンディングで資金調達をしようと試みても、先生も親も、集まった5000万円に群がるばかりで、なにをどうしていいのかわからない。私は、子育て論よりも、親育て論のほうが、急務かと。

子育てで一番気をつけたいところが、『子供の将来を潰してしまうこと』です。自分の生きていた時代の価値観が、これからの時代に適しているかは分かりません。

「いい高校に入学して、いい大学に入学して、大企業or公務員になるのが一番なんや!」というのは昔の価値観。それを押し付けて「勉強しろ!」というのはかなり無責任な発言なのです。

おわりに:平凡な人生でもいいんだ!

でも平凡な人生もいいよ!

 

自分の子どもを超優秀にさせたい親ばかりではありません。だからこそ「平凡でもいいんだよ!」という声も大切だろうなーと私は思います。

 

ただ、1つ知っておかなくてはならないのが、これからの時代の動きです。

  • AIやロボットがガンガン働き出す
  • 移民が入ってきてガンガン働き出す
  • 高齢者は増え続け、介護需要ば爆発

よく言われるように、日本はこれから大きな格差が生まれてくるはずです。格差というのは、上が5割、下が5割という優しいものではなく、ほとんどの人が下側に行きます。今の中流家庭は下側に行くでしょう。それが格差というやつです。

 

そうなった時、自分の子どもはどんな仕事をするのでしょうか?

 

言い方はすごく悪いですが、子どもが20歳を過ぎた時に、

  • 「お前はこれからコンビニ店員として年金がもらえる70歳くらいまで働きな〜」
  • 「お前はこれから不特定多数のおじいちゃんおばあちゃんのお世話をしながら年金がもらえる70歳まで働きな〜」

と言えるかで、今やるべき子育てが決まってくるのかなーと思います。

 

コンビニの店員も介護士も大切な仕事です。誰かがやらなくてはいけないですし、世の中からとても必要とされている仕事です。

 

しかし、現状は低賃金化つ過酷な労働環境です。

 

私は職業差別をするつもりはありません。言いたいことは「子どもが大人になった時に自分で自分の人生を選べるようにしておいたらいいんじゃない?」ということです。

 

  • やりたくもないのにフリーター
  • やりたくもないのに介護者

 

それはちょっとかわいそうだなぁと思うわけです。「やりたいからフリーター」「お世話が好きだから介護士!」とかならいいのですが、ネガティブな感情でその仕事を年金がもらえそうな70歳までやるのはねぇ・・・。

 

ということで、いつからでも何歳からでも、「ワイはこういうことがしたいんや!」と思い立ったら学ぶ&行動ができるような人間に育てれるような教育をしたほうがいいんじゃないかなーと思います。もちろん、それを狙ってできるかどうかは別として、確率的な問題ですな。

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