元日本マイクロソフトの代表取締役社長の成毛眞さんの著書『理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件』を読んでいたら、子育ての参考になりそうな箇所がありましたので、この記事にてメモします。
子どもには進学塾よりプログラミング
「これからはプログラミングだ!」というのは耳タコな情報ですね。では、元日本マイクロソフトの代表取締役社長は、この考えについてどう思われているのでしょうか。
そういった時代を生きていく子どもにとって必要なのは、通知表で5を揃えることでも、お受験のための塾に通うことではなく、まずは教養としてのプログラミングをマスターすることだ。p169
なぜプログラミングを学ぶのがいいかと言いますと、
論理的な文章の読解力を高められるから
です。読解力があれば自分で教科書や参考書を読めるようになるので、独学に困らないのですね👍読解力についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
>AIに負けない教育をするならば『読解力(国語力)』を鍛えるべき
では、なぜプログラミングで論理的な読解力を身につけられるかと言いますと、成毛さんはこのようにいっています。
読む力をつけるには、書く力をつけるのがいい。では、いったいどうやったらいいのか。その答えがプログラミングだ。
書いたことがある人なら誰でも知っていることだが、プログラムというのは極めて論理的に書かなくてはならないものだ。何をしたいかが分かっていないと、とてもではないが書けないし、書いたプログラムのどこか1カ所でも文字が欠けていたら、正しく動いてはくれない。p170
プログラミングを学ぶことで、プログラミングの勉強にもなりますし、なおかつ論理的に物事を考える訓練にもなるのですね。
子どもを理系脳に育てるために
成毛さんがこれから子育てをするのであれば、
- プログラミングを学ばせる
- 最新のデバイスを与え続ける
とのことです。
プログラミングを学ばせる理由は上述しました。ではなぜ最新デバイスを与え続けるのでしょうか?それは、『子どもの好奇心』を引き出せるからです。そう考えると、デバイス代も安いものです。
「子どもにスマホを与えると危険のような・・・」と思う親御さんもいると思います。
スマホによって悪事に巻き込まれるかもしれないと思うなら、それは技術で防ぐべきだし、誤解を恐れずに言えば、スマホを持つことで子供が悪事に引き寄せられてしまうのであれば、スマホを持たせる以前のところで問題がある可能性がある。p173
とのことです。
私的には最新のスマホを子どもに与え続けるのには全面的に同意はできませんが、『スマホを触れる時間制限』を設けて、スマホをいじらせると思います。
それでは!
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