若手の学校の先生に何が辛いの?と聞くと、結構な割合で、
「教員同士で助け合う精神がないこと」
と言っております。
学校の先生って大変なんですよね。若手の先生はその環境を変えたいのです。でも、中堅以上の先生たちが「私たちはそれを耐えてきたんだから、お前らも頑張れ!」とスーパー精神論を押し付けてくるそうな。
だから学校現場を変えたくても変えられない現状があるんですなー。
その結果どんなことが起こっているかというと、教師の質の低下です。
教職がブラックであることが知れ渡り、教員志望者は減り、中途退職者は増え、人材確保が困難になり、教委も管理職も必死で臨任の方を探しているが見つからない。結局、少ない人材で現場を切り盛りせざるを得なくなり、労働環境はより黒く染まる。
教職の「自分で自分の首を絞めてる感」がスゴい。— めろ先生🏥 (@spicavirgin) 2018年10月13日
教師の方々は「もっと教育現場に人を!」と言いますが、少子化で人材不足の日本なのですから、それは無理な話なんですわな^^;
私の中で答えは1つしかなくて、「とっととスタディサプリのようなオンラインサービスを導入しなはれ」ということです。
動画講義でできること、現場でしかできないことを分けるしかないんですわな。
今のままで教育現場は絶対に良くなりません。そしてそれを放置することは、
- 教員→極度の過労
- 生徒→おもしろくない授業
で、双方ともにメリットがないんですわ。
いったい誰のため?の教育になっていってるんですなー。
こういうことを言ってると「じゃあどうしたらいいんだよ?」とつっこまれてしまうのですが、なんども言ってるように「スタディサプリを導入しなはれ!」ということ。
「でもそんなの導入できないよ!」と大抵の人が言ってくるので、「だったら教師を辞めた方がいいわ」と残酷ですが言っております。
これはブラック企業が存続する理由とすごく似ています。ブラック企業で働き続け、なおかつ口でしか文句を言わない人が多すぎるんですな。
みんなで辞めればブラック企業は潰れます。
ブラック企業で働き続けるということは、ブラック企業を世に存続させ続けるということでもあります。学校現場がブラックで、そのせいで教師のためにも生徒のためにも意味がないのであれば、そんな環境はなくなった方がいいと思うんですな。
それで塾講師になるとかでいいじゃないですか。30人集めて、月1万円もらえば月に30万円の給料ですわ。でもこの選択肢はほとんどの人が取れません。公務員という身分を手放すのも嫌ですし。
(渋谷区ではスタディサプリを導入している学校があります↓↓↓)
マックス・ウェーバー先生が著書でこんなことを書いております。「政治家には2種類いる。政治のために生きる政治家と、政治によって生きる政治家だ」と。
教師にも2種類います。教育のために生きる教師と、学校教育によって生きる教師。
生徒に「主体性を!」という前に自分の主体性を発揮しないとダメなんですな。厳しいですけれども。
“子どものため”を考えるのならば、使えないご年配教師に気配りする必要あります?教育現場を変えるのは、現場で働いている若手の教師でっせー。
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