心理学で有名な実験に『マシュマロテスト』があります。マシュマロを食べるのを待てたら、もう1個マシュマロをあげるっていう実験ですが、待てた子のほうが将来社会的に成功するってやつですな。(こちらの記事で書いています→→→勉強においてIQより大切なもの?自己コントロール能力を鍛えるのが大切な理由)
さてさて、このマシュマロテストに「物申す!」という新しい実験が行われました。この記事ではそれについて紹介したいと思います。(研究結果はこちら→→→Revisiting the Marshmallow Test: A Conceptual Replication Investigating Links Between Early Delay of Gratification and Later Outcomes)
結局のところ親の学歴と経済状態が関係してるんじゃね?
結論をズバッと書いちゃうと、
結局のところ小さい頃にマシュマロを我慢できて、成長して社会的に成功する子どもってのは、そもそも親に学歴があって経済状態もいいからなのでは?
という、身もふたもない話になってしまいました。つまりは育つ環境が大事ですなってことです。(こちらのサイトでも書いています→→→有名なマシュマロテストに新展開!我慢が成功の鍵ではないのか!?)
まぁそりゃそうだよねってな話なのですけど・・・。
ということは、子どもの成長を願うのであれば、
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- 親自身が勉強をよくして頭をよくする
- 親が勉強して自分のレベルを上げて経済状態もよくしていく
- 夫婦円満な家族生活を目指す
というのが一番なのです。
これも当たり前っちゃ当たり前の話なんですけどねぇ。
さらに現実的なことを言ってしまえば、東京大学に進学する子どもの親の世帯年収は1000万円近くというデータもあったりします。
おわりに
「子は親の背中をみて育つ」
という昔ながらの言葉は限りなく真実に近いのだと思います。このサイトでは耳タコな話ですが、
- 子どもに読書習慣をつけたければ親自身が読書習慣をつける
- 子どもに語学力をつけさせたければ親自身が語学の勉強をする
- 子どもの運動能力を上げたければ、親自身も一緒にいろんな運動をする
というふうに、親自身がやってあげるのが一番なんですよねぇ。子育てって、子どもだけに何かを押し付けるのではなく、一緒に成長していくことなんです。
時間とかの制約が厳しいのですけど^^;
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