当サイトでオススメしているスタディサプリもそうなのですが、2015年以来、勉強系の動画サービスがどんどん発達してきて、
- 低コスト
- それなのに分かりやすい
- そんな動画が溢れている
状態になっています。
ネットやらスマホが発達するまでは「分かりやすい授業」というのは、一部の教師やトップの予備校講師の専売特許のようなものでした。しかし今ではそんな素晴らしい情報が『ほぼ無料』で手に入ります。でも・・・そこに『分かりやすさの罠』が潜んでいます。
「頭が良くなった!」気がする状態は危険
分かりやすい情報というものは、『離乳食』みたいなものです。離乳食とは、まだ歯が生え揃ってなく、固いものを食べられない幼児に与える食べ物です。離乳食を食べていて「ちゃんとご飯を食べられるぜ!!!」というのはおかしいですよね。
勉強もそれと似ています。分かりやすい動画サービスを見ているだけでは『知識』はついても『思考力』はなかなかつきません😱なぜかというと、頭のいい先生が、誰にでも分かるように『噛み砕いてくれた情報』を与えているだけだからです。それなのに「ワイ、頭よくなったぜ!!!」と、勘違いをする人が大勢います。
これからの時代、それはとても大きな障害になります。『分かりやすい授業』を教える側が追求した結果、『理解力の低下』を招くことはなんとも悲しいことです。
『分かりやすい授業』が悪いわけではありません。勘違いするのが危険なのですね。『自分が賢いから理解できたのではない』ということを念頭に置きましょう。難しいことを分かりやすく話してくれる人に出会ったら「自分は離乳食を食べさせられているんだな」の気持ちをお忘れなく👍
- 東進衛星予備校の林修先生
- テレビでおなじみの池上彰さん
2人の著作を読めば分かりますが、
あまりにも分かりやすくしすぎてしまったがために、視聴者や読者がそれで満足してしまった
と反省しています。
私たちは『分かりやすいもの』を求めます。しかし、離乳食のようなものばかりを求めてしまうと歯や顎が発達しないのと同じように、思考力が発達しなくなります🤢『分かりやすさの罠』に気をつけましょう。
それでは!
*記事の内容を簡単に動画でまとめています↓↓↓
コメント