子どもの脱水症状には気をつけているでしょうか?
大人より活動量が高い子どもは、汗もかきやすいので水分が失われやすいので、夏だけでなく冬も注意が必要です。
と言うことで、今回は『子どもの脱水症状』について記事を書いていきたいと思います。
脱水症状に陥るとどうなる?
年齢により、体の水分の割合は変化します。
成人の場合は体の60%が水分であると言われていますが、60歳を超えると体の50%しか水分がない状態になります。
子どもの場合、特に新生児は80%にも及びます。
子どもは体温調節機能が大人に比べて未発達なので、水分を失いやすい体です。
しかもヒートアイランド現象や効き過ぎた冷暖房により、昔に比べて余計に水分を失いやすい状態にあることは、ご両親の方は知っておいてください。
もしかしたら『食欲の低下』『機嫌が悪い』などは軽い脱水症状により起こっているかもしれません。
脱水の症状はさまざまで、脱水の程度にもよりますが、のどの渇き、食欲低下、倦怠感、頭痛、嘔吐、けいれんなどがあります。
重度な脱水症状の場合は臓器の障害を起こすこともあります。(部活などでたまに悲しいニュースがありますね)
体の水分が失われるだけではない
脱水症状といっても、単に『水分』が失われるだけではありません。
水分に含まれ一緒にミネラルも失われてしまいます。水分が失われると血液が濁り血流が悪くなり、ミネラル(ナトリウム・カリウム、・カルシウムなど)が失われると、体に必要な元素が足りなくなってしまいます。
体の水分が少ないサインは?
暑い日での外遊びだけでなく、嘔吐や下痢、高熱の時に脱水になりやすいです。
- 皮膚・唇が乾燥してないか?
- おしっこの量は少なくないか?
- おしっこの色が濃くないか?
- 手足が冷たくないか?(水分が減ると体の末端に血液が流れにくくなります)
子どもが小さい時には十分に注意してください。
冬も脱水の可能性あり!?
脱水は夏になりやすいと思われがちですが、風邪・インフルエンザが流行る冬にも、子供の脱水には注意が必要です。
病気にかかり熱が出ると、嘔吐や下痢といった症状に伴い体の水分とミネラルが出ていくので、子どもの水分補給には注意が必要です。
こまめな水分摂取の習慣を心がけましょうね。
特に20分おきに水分を取ると、喉についた菌が洗い流されるので、ほとんど風邪を引かなくなるので!(小児科医が実践している方法です)
利尿作用がある飲み物は飲みすぎない
利尿作用が強い飲み物を飲みすぎると、水分を取っているにも関わらず、適切な水分補給ができていない場合があります。
『緑茶』は利尿作用が強いので、濃い緑茶の飲み過ぎには注意してください。
やはり水分補給には『水』が一番ですね。
熱があるときはミネラルもたくさん失われてしまうので、スポーツドリンクを水で薄めて与えてあげてください(`・ω・´)”
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事は『子どもの脱水症状』について書いてきました。
それでは簡単にまとめをします。
- 子どもは体温調節機能が大人に比べて未発達
- 水分に含まれ一緒にミネラルも失われてしまう
- 冬に流行る病気で脱水になる可能性もある
- 利尿作用が強い飲み物ばかり摂取すると、水分を取っているのに『脱水状態』になる
- こまめな水分摂取の習慣を今からつけておくこと
本日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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