「公文式なんて役に立たないよ」
ホリエモンこと堀江貴文さんがズバっと言っておられました。これがなかなか騒がれました。
公文とか一ミリも役立たないから今すぐやめさせた方がいいよ笑 https://t.co/jMBYXlrxWh
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 6, 2022
「1ミリも役に立たない」と言われると反発したくなりますが、まぁコスパは悪いよなっていうのは私も思うところです。
計算が速くなることよりも重要なことはいっぱいある
堀江貴文さんのYouTubeチャンネルで、公文についてさらに語られておりました↓
一番大事なところを要約しますと、
「計算が速くなることよりも重要なことはたくさんある!」
ってところでしょうか。
その通りですよね。
計算が早いこと、たくさん覚えること、これらはパソコンもネットもない頃にはとても大切な能力でした。
でも、電卓がある、パソコンがある、ネットがある、Googleがある、YouTubeがある、そんな時代において、「計算問題ばっかりやるのって子供の貴重な時間がもったいなくね?」ってことですね。
これは算数だけでなく、英語にも言えます。Google翻訳の進化は凄まじいです。DeepLっていうとんでもない翻訳サービスもあります。これらの翻訳アプリはまだまだ進化していきますから、中途半端な英語力ってほんまに役に立たないんすわ。(2020年くらいからDeepLに触れてる人は痛感していると思います^^;)
堀江貴文と公文式関連ツイートを集めてみた
堀江貴文さん公文役に立たないツイートのリプライで、興味深かったものを転載します↓
ほんとそう。計算が速くて正確な必要なんて全くなくて、むしろ、正確性を意識しすぎて大雑把な計算が遅くなる弊害すらある(これ、金融マンに多いけど、偏差値高くて仕事できない人アルアル)。木を見させて森が見えなくなる教育でしかない。 https://t.co/2zr5OFaPZZ
— 三戸政和・事業投資家/ラジオDJ/作家/ロケット家/元政治家 (@310JPN) February 6, 2022
正確性を求めすぎの弊害、木を見て森を見ず、なるほどですなー。
悲しいのはわかるけど、仕方ないよね。役に立たないと思うことを役に立つとはいえないよね https://t.co/3X7DoM6rZs
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 6, 2022
公文の先生は悲しいですわな…。でも、悲しいからって時代遅れの教育を子どもにさせるほうが悲しいのです。教育は先生の飯のためではなく、未来の子どもたちのためではなくてはならんのですな。
うん。これまではね。でもこれからは明らかに必要なくなるよー https://t.co/eSqeb8yadc
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 6, 2022
「これまではね」…これを受け入れるのってなかなか難しいし、つらいっすよねー。
今の時代社会に出て、計算早くて正確になって得することある? https://t.co/3xaIrm9yQ8
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
「今の時代社会に出て、計算早くて正確になって得することある?」って笑。ちょっと複雑な計算になったら、スマホの電卓叩いちゃう、というかなんならSiriに聞けちゃいますもんなぁ。
それが余計だって話なんですけどね。机に向かいたくない人に向かわせるようにする意味ありますかね?100点取る競技でもないのにギミックで取れるようにしても意味ないでしょ?能力低い子に下手に勉強できるかもって自信つけさせるの逆に残酷よ。 https://t.co/6eo2WomX2M
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
「机に向かう習慣を身につける」、これはなかなかの昭和を感じさせるものっすなー。
計算機やらパソコンやらスマホで計算したらNGみたいなのがおかしいんだよ。 https://t.co/zZEC7MKIzR
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
この方の言う通り、計算が速くなって理系科目が好きになるっていう人もいると思います。
でも、計算が苦手で理系科目が苦手になるって人も多いと思います。そんな彼らに電卓やらスマホやらパソコンやらで計算するのをOKとしていたら、理系科目を好きになっていたかもしれないんですなー。
理系の試験を受けたことある人なら誰もが分かると思いますが、試験の時間のうち結構な時間って計算にあててますよね?間違えてないか検算もしたりしますし…。これって無駄だと思うんですよなー。
そんな人材必要ですか? https://t.co/zIWLziKgcP
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
この方の指摘っていいですよね。電卓とか禁止な日本の試験において「計算力は必要だ!」と言っております。これに対して、堀江貴文さんは「そんな人材必要ですか?」と。
で、ここで堀江貴文さんは入試についての考え方をツイートします↓
あと、おれは入試否定派なんでね。コロナでリモート授業とかOKになってるんだし、そもそも高校とか大学とか高等教育で義務教育じゃないんだから、勉強についていけない奴とか入るべきじゃないんだよな。ついていける奴だけ、入りたい奴全員入れりゃ良い。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
まさにコレ。正直、計算が正確で速いとかだけでは、大学教育にはついていけないんす。高校までに求めらる能力と、大学から求められる能力って結構なひらきがあるんですな。
ってことで、入試に向けた無意味な暗記とか勉強とかはやめて、「入りたいやつはどんどん大学に入れる!でも大学の授業についていけず単位が取れないなら落第。そしてそれが続くようなら大学から出てね!」みたいなことにしようということです。
ついていけない人放置でいいじゃん https://t.co/MbHzlS0HHw
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
入試で排除しなくても、大学のレベルについていけないんなら自然と排除されていくわけです。「それってひどくない?」と思われるかもしれませんが、人って適性があるんですよ。勉強の適性がある人だけが大学に行くべきなんですな。
その分野で何か仕事とかやろうとはしませんね。例えばスポーツ系の何かだとすれば私は放置される側だと思いますよ。 https://t.co/jDsfsWES68
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 7, 2022
でも公文の国語はやってもいい…というかやったほうがいいかも
これからの時代、公文式に通う意味ってあるの?と言われると、なかなか答えに詰まります。数ヶ月と期間を決めて「あ、計算ってこーゆーふーにやればミスなく正確にできるんだ」みたいに公文式を使うのであればいいのではないでしょうか。そのような目的なく、ダラダラと何年も公文式に通い続けるのは微妙という感じです。(これは公文式以外にも言えますけど)
ただ、公文式って国語もあるんですよね。算数や英語に比べて軽視されがちな国語ですが、これからの時代は国語を選ぶのが(公文式において)いいのではないでしょうか。
素早く正確に計算できるっていう算数能力は電卓やパソコンの得意分野ですし、中途半端な英語力ではGoogle翻訳などに太刀打ちできません。
でも国語なら…。
素早く正確に文章を読む力、これが現在求められている能力なのではないでしょうか。なんといっても読解力がなければ、なにも学べませんからね。そして大量の情報が溢れる時代ですから、大量の情報をさばいていく力を持つ人は強いです。
んで、読解力については、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』が有名ですね。中学生の半分は教科書が読めてませんよーってやつですね。
>『子どもにいちばん教えたいこと』を読んでAIに負けない教育をするならば『読解力(国語力)』を鍛えるべき
ってことで、公文式の算数と英語は微妙かもしれないけど、国語はいいなーと思う次第であります。参考までに。それでは!
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