【英語の勉強法】高校受験をするために中学生がやっておくべき勉強

中学生向けの英語の勉強法 受験対策
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お受験やら中学入試を受けていない多くの人にとって、高校入試は初めての『入試』になります。つまり、この試験から『競争』の社会へと足を踏み出すわけです。

小学生までは「みんな平等なんだよ!」なんて先生方は言っていたのに、いきなり「これからの社会は厳しいんやで!競争やで!」なんて言い出す大人たちを見て、私は唖然としていたのを覚えています。

競争と聞くと、人を蹴落とすようなイメージがあるかもしれません。実際にそういう側面はあるのですが、「競い合い、自分の能力を高めていく」というプラスの側面もあります。

このサイトでは「勉強ができることは人の一側面にすぎない」ということを前提に、勉強をやっていこうじゃないですかと伝えているつもりです。勉強できることが人生の全てではありませんからね。

ですから、進学校に行く人も、工業高校に行く人、商業高校に行く人にも、差なんてまったくないということを頭に叩き込んでから、この記事の続きを読んでもらえたらと思います。学校にいると、「勉強できる人がすごい!」なんていう偏った価値観に染まりがちですが、それは人のある側面にすぎないということを、くれぐれも忘れないよにしてください。(忘れてしまうと、人格が歪んでしまうので^^;)

前置きは長くなりましたが、中学生の英語の勉強法について書いていきます。ちなみにオススメの教材は格安で一流講師から学べるスタディサプリになります。

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中学生向けの英語の勉強法

主語と動詞を意識する

主語(〜は・〜が)と動詞の関係を意識して読む癖をつけておきましょう。そうしないと、長文読解で困ることになります。

長文だって結局は、一文一文の集合体でしかありません。一文一文を訳すときに、主語と動詞の関係をしっかりと把握していれば、長文読解に必ず役に立ちますので!

英検を受けていてもいいかも

高校入試において、英検3級または準2級以上は加点対象になることが多いです。中学3年生の冬までに、英検を取得しておくことは受験に有利になると思うので、積極的に受験してみてください。

それに、英検が加点対象にならなくても『英語の勉強』という意味では、英検を受けることは大いに価値があります。

単語と熟語は絶対に覚える

英語の教科書に出てくる単語は全て覚えておきましょう。ちなみに、覚えるとは、

  • すぐに意味がわかる
  • 書ける

ということです。

また、熟語においては「なんでこの単語を合わせたらこんな意味になるんだよ!?」というのが結構あるので、単語だけでなく熟語も覚えておきましょう。

単語の覚え方

効率的な単語の覚え方にはコツがあります。この覚え方は、単語以外にも使えて、暗記系なら全てに使えます!ということで、暗記を効率的にしたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください→→→【暗記(単語)カードの使い方】一気に覚えるのと小分けに覚えるのでは、どちらが記憶に残りやすいのか?

動詞の変化は必ず理解しておく

中学3年生になると、

  • 現在完了
  • 受動態
  • 不定詞を使った構文
  • 分詞
  • 関係代名詞

など、英語を嫌いになりそうな単元がたくさん出てきます。

ここで重要になるのが、“動詞の変化”です。3単現の-sや現在形、過去形などなどをしっかり理解しておかなくては、中3で困ることになります。ですので、それまでにはしっかりと頭の中に叩き込んでおいてください。

長文問題は一文一文をしっかりと!

長文問題を見ると、「早く読んで問題を解かなきゃ!」と焦ってしまうのですが、まずは一文一文を正確に読むクセをつけなくてはなりません。焦ってさきさき読んでしまうと、「あれ?結局何が書かれてたのかよく分からない。確かこんなことが書いてあったような・・・」みたいな曖昧な解き方になってしまいます。

それだといつまでたっても長文を正確に読むことができないので、安定して高得点を狙うことができません。(今回のテストはよかった、わるかった、という感じで安定しない)

  • 誰が何を言ったのか?(主語と述語の関係をしっかりと)
  • なにがどこにかかっているのか?(修飾関係を把握)
  • 問題は何を問われているのか?

を、きちんと考えながら読んでいきましょう。また、よく分からない一文があったら、そこにチェックを入れておいて、答え合わせの時に必ず全訳を参照にして見直してください。

そこが自分の苦手な文ということになります。

  • 単語を知らなかったのか?
  • 文法がダメだったのか?
  • 単語も文法も分かっていたけど、それを日本語に直せなかったのか?

など、自分の課題を知ることができます。

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thatを頭に叩き込む

英語にはthatがやたら出てきます。そして、thatには様々な使い方があるので、受験生を困らせます・・・。

  • 指示形容詞のthat:that pen(あのペン)
  • 指示代名詞のthat:That is a pen(あれはペンです)
  • 接続詞のthat
  • 関係代名詞のthat

並び替え問題の時などに、thatの役割を正確に把握していないと迷うかもしれません。指示形容詞や指示代名詞のthatは分かり安いのですが、問題は接続詞か関係代名詞なのか・・・。

接続詞のthatと関係代名詞のthatの違いは何でしょうか?分からなければすぐに参考書を開いてみてください!

後ろに主語がある場合・・・・は、どちらでしょうか?笑

因果表現のbecauseとsoに注目

長文読解において「なぜか?」のような問いは多くあります。「なぜか?」と聞かれてるのですから、理由を答えてあげれば良いわけです。

答えを探す時に知っておきたいことが『因果表現』というやつです。言葉は難しいのですが、ようは「ほにゃららだから、こうなる」という表現が因果表現のことです。

英語において代表的な因果表現は2つあります。

  1. because SV:SがVするので〜
  2. ・・・, so〜:・・・、だから〜

だから、長文を読んでいて、becauseやらsoが出ていた時は要チェックです!

それにプラスして『but:しかし、でも』も覚えておきたいですね。因果表現ではないですが、主張を変える時に使われるので、これまたチェックしておくのが吉です。

例を挙げるなら、

「普通ってこうじゃん。でも、僕はこう思うよ!」

こういう文で本当に言いたいことは後半部分なんですよねー。私たちが喋るときも、「だけど」とか「でも」を使った後に、自分の本音を言うじゃないですか。

リスニング対策

リスニングで一番大切なことって何だと思いますか?

 

単語力なんですよね。聞こえた英単語の意味がすぐ出てこないようでは、リスニングは無理です!ってことで、単語を知らない人はリスニングは後回しです。

単語をある程度覚えた後で、リスニング強化のために有効な方法は2つあります。

  1. ディクテーション:書き取り
  2. シャドーイング:音声と同じスピードで音読

これらの反復練習でリスニング力は伸びます。学校でもよくやるやつです。

 

んで、大切なのはここから。私は学校で教えてもらった記憶がないことなのですが、そもそも英語って“発音しないこともある”んですよ。

いくらスクリプトを見ながら英語を聞いても「え?これ聞こえないじゃん!」という経験をしたことがあるひとも多いはずです。それ、正しいです。そもそも発音してないんですよ笑

このことを知ってないと、リスニングに絶望します。これは『英語の音声変化』というやつで、「何でこれを学校で教えていなかったのか?」と、私は疑問に思っています。

音声変化についてはこちらの記事を参考にしてみてください→→→【音声変化】英語のリスニングをする上で絶対に知っておきたい6つの変化

高校受験に向けての勉強法

高校受験は内申点が大切!

大学受験は内申点なんて関係ないのですが(推薦は関係あるけど)、多くの高校受験では『内申点+入学試験』の総合得点で合否が決まります。偏差値60を超える上位校を狙うのであれば、内申点も入学試験も頑張らなくてはなりません。

住んでいる地域によって、内申点の反映が異なります。例えば、中1から中3までが反映される県もあれば、中2以降などと変わってきますので、とりあえず先生に聞いておいてください。

まー、定期テストを真面目に頑張っていれば、内申点も学力もアップするので、目の前にある定期テストの気を抜かずにコツコツと頑張る人が最後は勝つ仕組みなので、そこもお忘れなく。

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各高校の選抜基準を知っておこう

各高校によって選抜基準は違っていて、『内申点重視』や『学力重視』などに分かれます。また、英検などによって加点される資格もあるので、自分が志望する高校はどのような選抜基準があるのかも調べておきましょう。

入試問題は総合力

入試問題は総合力勝負で、中1〜中3までの内容が色々混ざって出題されます。全ての単元で穴がないようにしておかなくてはなりません。

繰り返しになりますが、ここで穴を作ってしまうと、たとえ高校に合格したとしても高校の授業で苦しむことになります。

学校のカリキュラムに合わせると、あとがキツイ

中三の前半で学習する、

  • 現在完了
  • 受動態
  • 不定詞を使った構文

は、入試でも頻出ですし、

後半に学習する

  • 分詞
  • 関係代名詞

も長文読解には必須です。

つまり、学校のカリキュラムに合わせるのではなく、予習型にしておくことが大切になります。(上位校を目指すなら絶対!)

スタディサプリならガンガン先に進めるので、オススメのサービスになります。

過去問は必ず解く!

過去問は中3の夏休みに必ず解いて下さい。本屋に行って、過去問を購入して、まずは問題のコピーをとります。なぜかというと、できるようになるまでなんども解く必要があるからです。

解くときは、時間を決めて解いて下さい。「あ、入試問題を解くには、これくらい時間がかかるもんなんやなぁ」と知っておくためにも、時間を意識することは大切なのです。

過去問3年分も解けば自分の苦手単元が分かるので、対策も立てれるようになります。スタディサプリを使えば、すぐにその単元の復習もできますので効率的。

間違えた問題は必ずメモる

一度解き直したからって、人間、そう簡単には頭に入りません。ですので、間違えた問題は、必ずメモして下さい。もしくは過去問をコピーしているのであれば、切り取ってノートか何かに貼り付けましょう。

入試直前の対策

入試直前は「何をやっていいかわからない・・・」となるはずです。そこで慌ててしまうと、精神的にもよくありません。

ここで活用できるのが、『間違いメモ』です。前に間違っていたところを解き直すことで、「できなかった問題が解けるようになってる!」と自信をつけることもできます。

逆に、まだ同じ問題に手こずるようであれば、その単元が苦手ですので、入試までにバッチリと復習をしておきましょう。「苦手なところはない!」という気持ちが精神的安定性をもたらせますから、しっかりと苦手分野は潰しておきましょうね。

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おわりに

受験勉強なんてのは、早ければ早い方がいいです。と言っても、「あの高校に行きたい!」という強い欲求がなければ、勉強する気にはなれません。

ですから、まずは「なぜ高校に行くのか?」を真剣に考えてみて下さい。この記事を読んでくれている人は、進学校に行く人が多いと予想していますが、「なぜ進学校に行くのか?」を考えてみて下さい。

ある予備校の先生は、「ほとんどの進学校は自称進学校だ」と言っていました。

あなたが行こうとしている進学校は、毎年何名を一流大学に送り込んでいますか?もしかしたら、あなたが行こうとしている高校は、予備校の先生が言うように『自称進学校』かもしれません。

それでも、その高校に行きますか?それとももっと上を目指しますか?

多くの人に「なぜ進学校に行くのですか?」と聞くと、「大学に行くためだよ!」と答えます。それではなぜ大学に行ったほうがいいのでしょうか?

そういうことも含めてしっかりと考えてみて下さい。もし、東京大学のような一流大学に行きたいのであれば、高校もしっかりと選ばなければなりません。私たち人間は環境の生き物なので、周りの人が勉強すれば自分もするし、周りがしなければ自分もしないのです・・・。

もちろん強い意志力があれば、周りに流されずに勉強できる人もいます。でも、私を含めほとんどの人は意志力は弱いです。あなたはどうでしょうか?

冒頭にも書きましたが、勉強が全てではありません。一流大学に進学することが全てではありません。それらは一つの人生の選択肢です。

中学生の今、それを真剣に考えて答えを出せるわけはありません。でも、高校生になるから、大学生になるから、大人になるからと言って、自然と答えにたどり着くわけでもありません。

答えにたどり着ける人は、『常に考え続けている人たちだけ』なのです。世の中の一流と呼ばれる人たちは、中学生の頃から自分の人生について本気で考えています。考え続けたからこそ、一流になれたとも言えるでしょう。

あなたはどうしますか?

と、すごく意味深な感じで終わってしまうのですが笑。どうか皆さん、自分の人生を真剣に考えて、一生懸命生きてみてください!

アメリカの教育界ではこんな言葉があります。

「Define Your Own Success」

どうでしょうか?訳せますか?

訳すと、

「あなたにとっての成功とは何かを定めなさい」

人によって成功とは様々です。しかし、普通に生きていたら、いい高校に行って、いい大学に行って、大企業の社員になるか、公務員になるかが

 

「成功だ!」

 

なんていう価値観を押し付けられます。

でも、それが本当に成功なのでしょうか?

それも成功の一つかもしれませんね。でも、全員に当てはまる成功ではありません。どうぞ、自分にとっての成功を定義してみてください^^

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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