学歴は関係ないのか?→人生の保険になる

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学歴ってやっぱりあったほうがいいのかな?「学歴は関係ない!」という人もいるけれど、実際のところどうなんだろう。

そんな疑問に答えます。

結論から言うと、学歴は保険になります。ないよりはあったほうがマシです。レベルの高い大学に入ればなにかと得をするでしょうし、年収を考えれば生涯年収も多少は上がります。

でも、言ってみれば学歴とはその程度のものです。錦織圭選手、大谷翔平選手、羽生結弦選手、イチロー選手、本田圭佑選手、福山雅治さん、木村拓哉さん、新垣結衣さん、綾瀬はるかさんなどなど、名前を挙げればきりがありませんが、学歴がなくてもすごい人はいっぱいいるわけです。

 

学歴より重要なことは、「人生において自分はいったい何をやりたいのか?」を見つけることです。以下ではそのことについてもう少し具体的に書いていきます。

 

*記事の内容を簡単に動画でまとめています↓↓↓

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学歴は保険になる

錦織圭選手や大谷翔平選手、羽生結弦選手などなど、彼らは早いうちから「自分のやりたいこと」を見つけました。

  • 錦織選手→テニス
  • 大谷選手→野球
  • 羽生選手→スケート

自分のやりたいことが早くから決まり、夢に向かって一生懸命走れる人に学歴はほぼ必要ありません。

 

しかし、彼らのように自分のやりたいことをほとんどの人は見つけることができません。早いうちに見つからないどころか、一生かけても見つからない人がほとんどです。

『やりたいこと』を見つけるために保険を掛ける

早いうちから自分のやりたいことが見つかる人はラッキーとしか言いようがありません。多くの人は20歳を超えても見つかりません。

 

そこで大切になってくるのが学歴になるのです。

 

やりたいことがなくても学歴があればいい就職先につける可能性が高くなります。いい就職先で働けると言うことは、2つの可能性が高くなります。

  • ある程度の給料がもらえる
  • ある程度の休日がもらえる

例えば、ブラック企業に就職すると、給料も低ければ休みも少ないわけです。そうなると、給料は食費に消えていき、休日は体を休めるためだけに使われます

 

しかし、いい企業に就職すると、給料は食費以外の何かに使えるし、休日も体を休める以外に使えます。

 

つまり、ある程度の給料があり、休みがあると言うことは、

 

新しい何かに挑戦できる

 

と言うわけです。新しい何かに挑戦できると言うことは、自分のやりたいことを見つける可能性が高くなるのです。

 

お金と時間があれば、いろいろな経験を積むチャンスがたくさん得られます。だからこそ、たくさんの経験を積むことで「これだ!」と言えるものにいつかは出会えるのです。

小学受験・中学受験はやっておいたほうがいいのか?

学歴という保険は早くから受験をやっておいたほうが得やすくなります。ですから、小学受験・中学受験はやっておいたほうがいいかもしれません。

 

しかし、今まで書いてきた通り、学歴というのは保険であって、大切なことは「自分がやりたいことを見るけること」です。

学歴至上主義という罠

小学受験・中学受験などを経験していくと、学歴至上主義の罠にハマる人が少なくありません。それも、子供だけではなく、家族ごとです。

 

学歴が高い人間が優れた人間で、学歴が低い人間は下等な人間だ・・・と、そんな偏狭な考え方に陥る人が少なくありません。

罠から抜け出せないと自分を見失う

学歴至上主義の罠から脱出しないと自分の人生を見失ってしまいます。なぜかというと、『他者評価』で人生を決めてしまうからです。

  • いい中学校に入った
  • いい高校に入った
  • いい大学に入った
  • いい企業に就職した

それが続いていくと、『自分にとっていいもの』ではなく、『周りがいいと思うもの』で評価していくようになってしまいます。

受験で測れないものとは?

保険を得るためには小学受験なり中学受験なりを受けていたほうがいいです。しかし、受験で測れているものは『学力』です。受験では測定可能なものしか測ることが出来ません。(『学力=頭の良さ』ではありません

 

個性のような測定不可能はものは受験で測ることはできません。そして、測定不可能なものこそが人生にとって大切だということは知っておかなくてはなりません。

 

「よく分からないけれど、あれが好きなんだ!」

 

というような、測定不可能なものを大切にしてあげないといけないのです。しかし、学歴至上主義の罠にはまってしまうと、個性を潰しかねません。

 

どこの学校も「個性を育む」などと謳っていますが、それは学力の二の次です。しかもその個性とは、受験に勝ち抜いてきた、お勉強ができる集団の枠組みの中での個性になるかもしれません。これは親も子も知っておいたほうがいいことでしょう。

小学受験・中学受験をすることのデメリット

受験に向いている子・向いていない子がいます。今の教育システムに上手くのれる子は勉強することが苦じゃないので、どんどん成績を伸ばしていくでしょう。しかし、今の教育システムに乗れない子、例えば50分間も椅子の上に座っておけない子は受験には向いていないでしょう。

 

勉強ができることと遺伝の関係性について>

不登校になるかもしれない

今の教育システムに適合できる子であれば問題はありませんが、そうでない子にとって今の教育システムは残酷です。そんな子に無理やり勉強させ、受験をさせたとしても辛いだけです。

 

なぜかというと、たとえ受験に合格したとしても、周りには今の教育システムに適合している人だらけだからです。そうなると浮いてしまい、運が悪いといじめられたりして不登校になってしまうでしょう。

おわりに:公立の小学・中学・高校でも問題ない

学歴が保険になることは確かですが、今の教育システムに適合できない子に、無理やり受験を強要するのは考えものです。公立の小学・中学・高校が悪いわけではありません。問題ありません。(めっちゃヤンキーがいるとかだと話は別ですが)

 

そして、地方の公立学校からでも一流の大学に行く人はいます。結局は担任の先生との相性・同級生との相性という運要素が大きく絡んでくるのです。親ができることといえば、子どもへのサポートで、受験の強要ではありません。

 

繰り返しになりますが、学歴は保険でして、人生にはもっと大切なことがあります。それを忘れないでください。

 

テニスの錦織選手が子どもの頃、夢中でテニスをしていた時に、「テニスのプロなんて無理だから。そんなことより勉強や!」と親が言っていたら、今の錦織選手はいないでしょう。

 

子どもの人生にとって何が大切なのか?それを考えるのはすごく難しいことですが、「学歴というものは所詮は保険。それより大事なものがあるのだから、子どもが熱中しているものはやらしてあげよう。」くらいの考えが大切になるかと思います。それでは!

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