「お父さん、お母さん、子どもはどちらから頭の良さを受け継ぐのでしょうか?」
子どもとしては気になることですが、親としては少し怖いところ。今まではこの禁断の質問について科学的な答えは出ていませんでしたか、最近になってようやく分かってきたようてす。
ホンマでっかTVで『子どもの頭の良さと両親の頭の良さの関係』について放送していました。今回の記事ではそのことについてご紹介したいと思います。
子どもの頭の良さと両親の頭の良さの関係
最新科学によってある意味残酷な答えが分かっています。「知りたくない!」という人はそっとページを閉じてくださいね。
X染色体に知性の遺伝子がある
1万2千人以上のデータから、子どもの頭の良さは父ではなく、母親から受け継がれることがわかったそうです。というのも、X染色体に知性の遺伝子があることがわかったのです。(なにをもって知性というのかは微妙ですが)
男性はXYの染色体の組み合わせ、女性はXXの染色体の組み合わせです。女性は父親からも母親からもX染色体をもらいますが、男は母親からしかX染色体をもらいません。だから男性の方が女性より、知性は母親譲りの可能性が高いのです。
子どもの学業成績と両親の頭の良さの関係性を表にします。
子どもの成績 | 父 | 母 |
1位 | 頭良い | 頭良い |
2位 | 頭悪い | 頭良い |
3位 | 頭良い | 頭悪い |
4位 | 頭悪い | 頭悪い |
ただ・・・赤ちゃんの頃は母親にベッタリですからね。そういう時に母親の物事の捉え方を学ぶので、頭の良さは『遺伝子』だけではないような気もします🤔
遺伝学と教育学
尾木ママは「遺伝子がすべてわかると教育学は衰退する」と言ってました。
悪く捉えるとそうなるでしょうね。「俺が頭悪いのは、母さんが頭悪いせいだ。だから勉強したって意味ない!」と、努力することを辞める可能性があります。
今では、
- 知能
- 性格
- 自尊心
- 芸術センス
- リーダーシップ
も50%くらい遺伝するといわれています。何でもかんでも遺伝のせいにできちゃう時代なのですね🤢
でも逆に言えば、半分は遺伝ではないということは念頭に置いておきましょう。
記憶力の親との相関関係
今までは『頭の良さ』について書いてきましたが、ここからは『記憶力』について書いていきます。ちょっとびっくりする話でしょうが、『記憶力はどんな人でもどんな民族でも違いはない』ということが分かっています。
「え?でも記憶が得意な人がいるよ?」と思うかもしれません。
それは、『覚えようとするモチベーションがあるかないか』の違いになります。9歳くらいまでには覚えることには「快感情」があります。
それまでに覚えることの楽しさを体感させてあげることができれば、記憶することに抵抗がなくなるのです。このことについては子どもを育てたことある人なら経験として分かると思います。
子どもって、車の名前覚えたり、魚の名前覚えたり、国の名前を覚えたり飽きずに何度も口ずさんでいますよね。
まとめ
今回の記事では『子どもの頭の良さと両親の頭の良さの関係』について書いてきました。
ということで今回の記事内容を簡単にまとめます
- X染色体に知性の遺伝子がある
- 男性はXYの染色体の組み合わせ、女性はXXの染色体の組み合わせ
- 女性は父親からも母親からもX染色体をもらうが、男は母親からしかX染色体をもらわない
- 男性の方が女性より、知性は母親譲りの可能性が高い
それでは!
コメント