闘牛といえば赤い布。マタドールが赤い布をひるがえし、牛を興奮させているイメージがありますよね?
しかし、実を言うと牛は赤色に反応しているわけではありません。この記事では牛が反応している“あるもの”について解説していきます。
ぶたさん
え?赤色関係ないの!?
とりさん
そうみたいなのよー。びっくりだよね。
人間とサルを除くほとんどの動物は色の識別ができない
人間とサルを除くほとんどの動物は、『色の識別ができない』と言われています。だから、ウシからすると世界はモノクロに見えているのです。
ウシにマタドールが持っている布の色を判別する能力はありません。区別できるとしたら、色の濃さだけです。
ヒラヒラする布に興奮している
ウシが興奮しているのは色ではなく“動き”です。
ネコジャラシを使うと猫がじゃれつくのと同じように、ウシも目の前のひらひらしている布に反応しているだけです。
なぜ闘牛では赤色を使うのか?
赤色ではウシは興奮しません。なのになぜ闘牛では赤い布を使うのでしょうか?
少し考えてみてください・・・。
ぶたさん
うーん。わからん!
とりさん
人間が興奮するからと言われています笑
ぶたさん
なるほど・・・。観客を興奮させているのね。
とりさん
そう。闘牛というショーなんだね。ウシだけが盛り上がってもショーは始まらないわけで、人間が盛り上がる必要があるんですな。
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