オプションってなに??
その疑問に答えます。
株の値段は上がることもあれば下がることもあります。これは誰にも分かりません。だから、株の大暴落から身を守るためにオプションを売ったり買ったりする投資家もいます。
オプションは2種類あります。
- プット(Put):売る権利
- コール(Call):買う権利
これらのオプションは株式と結びついていて、ほぼすべての株式でプットとコールを売買することができます。
これを具体的にいうと、
- A会社のプットを買うと、後でそのプットの売り手に市場価格より高い値段でA会社の株を売れるかもしれない
- A会社のコールを買うと、後でそのコールの売り手から市場価格より安くA会社の株を買えるかもしれない
ただ、覚えておかないといけないことは、オプションには償還日(しょうかんび)という期限があることです。この期限を超えてしまうと、その日以降は使えなくなってしまいます。償還期限は数日後のオプションもあれば、数週間後、数年後のものまであります。
コールオプションを具体的に見てみましょう。
A会社の株を買いたいけれど、今は手持ちのお金がなかったとしましょう。もしかしたらA会社はこの後の新商品発表で株価が一気に上がるかもしれません。そうなったら、その株を買うのに手が届かなくなってしまいます。
だったらそういう時に、コールオプションが使えるのです。コールオプションを買えば、ある一定期間の間であれば、いつでも今の価格でA会社の株を買うことができます。
しかし、コールオプションを買った後、A会社の株が急落したとしましょう。そういう時でもコールオプションを使って安くなった株を、下がる前の株の価格で買わなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません。コールオプションの権利を使わずに、期限が切れるのを待てばいいだけです。損するのはコールオプションを買った金額だけですみます。これと同じようなことがプットオプションでも起こります。
それでは!
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