このページでは英語の文型についてまとめていきます。
「なんで英語の文型なんて覚えなきゃいけないんだよ?」
その気持ちわかります。でもそれなりにメリットがあるから、どの参考書を見ても文型を説明しているのです。文型のメリットとはなんでしょうか?それについて以下に書いていきます。
英語の文型を覚えるメリット
英語の5文型は、英語を読めるようになるための手段であって、目的ではありません。だから、「全ての文章を5文型に分類してやるぜ!」なんて思わないように。
それに細かく分けると、もっと多くの文型に分類されます😅そんなにたくさん文型を覚えたくない・・・ということで5文型が一番使い易くね?っては話なのです。
それで、、文型に分類する意味ですが、
“ある程度文章の構造と意味を把握できるから”
です。
では早速5文型を簡単に復習すると、
- SV:いる、動くという意味
- SVC:S=Cという意味
- SVO:SがOに影響を与えるという意味
- SVOO:与えるという意味
- SVOC:OにCさせる、OがCだとわかるという意味
ちなみに、Sは主語のこと、Vは動詞のこと、Cは補語(名詞か形容詞)のこと、Oは目的語のことです。(Mというものが出てきますが、前置詞+名詞のカタマリはM(修飾語)とされます)
ここで覚えておきたいことが2つあります。
- 前置詞のついた名詞(M)は、文の主要素(S/O/C)にはならない
- 形容詞は動詞の目的語になることはない
ということです。
第一文型
第一文型は『SV:いる、動くという意味』でした。
これを知っておけば、
They got to Japan.
もすぐに訳すことができます。
例えば普通にgotの意味を考えると、getの過去形だから「得た」になるのかな、とも思いますが、それだと「彼らは日本を得た」と、帝王感が出てきます☺️
前置詞プラス名詞が修飾語になることが分かれば、この文は第一文型だということに気がつき、「彼らは日本にいた。」「彼らは日本に移動した。」などの意味にすることができます。
第二文型と第五文型
第二文型は、『SVC:S=Cという意味』でした。これは有名かつ、簡単なやつですよね。
She looks happy.
She=happy(形容詞)
とか、
She became a teacher.
She=a teacher(名詞)
とかですね〜。
「SはCだ」「SはCになる」という意味になります。
第二文型と似ている第五文型についての説明になります。第五文型SVOCは、
『OにCさせる』、『OがCだとわかる』
という意味でした。
これも第二文型と一緒で、Cの位置には形容詞か名詞がきます。しかし、実を言うと動詞がくる場合もあるんですね。
つまり、
- 主語+動詞+目的語+名詞/形容詞
- 主語+動詞+目的語+動詞
のパターンがあります。動詞のパターンはなかなか複雑で
- SVO to do(OがCする)
- SVO p.p(OがCされる)
- SVO ~ing(Oが〜している)
このような場合があります。第五文型は少し複雑です😅
第四文型
第四文型は『SVOO:与えるという意味』でした。
最初のOにはヒト、次のOにはモノがくるパターンが多いので、SVヒトモノと言う感じの文章が多くあります。その場合は、ヒトにモノを与える、と多くの場合訳せます。
例えば、次の動詞がきたらほぼ「与える」で訳せます。
- give:与える
- send:送る
- teach:教える
- show:見せる
- lend:貸す
- get:買ってあげる
- do:与える
逆に、
- rob
- relieve
- deprive
- clear
の動詞は「ヒトからモノを奪う、取り除く」という意味になります。覚えておけば英文をぐっと訳しやすくなります👍
以上、文型の説明でした。それでは!
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