英語って本当におもしろくないよね。なんか暗記以外の面白い勉強法ないかなー。
そんな疑問に答えます。
『英語=暗記』と思うと、ただの作業になってしまって全然面白くないものになってしまいます。しかし、『英語を学ぶこと=異文化理解』だと思えばなかなか面白くて興味深いものになるかと思います。
そこで紹介したいのがスタディサプリの関正生講師の講座でして、高1~高3向け講座の『英語超入門』になります。英語を少しでもかじったことがあれば理解できるはずなので、「英語なんか嫌い!」と思っている人ほど受けてもらいたいものになります。
こちらの講座では、
- 英語って意味わからねー
- 品詞を覚える意味がわからねー
- 文型を覚える意味がわからねー
という方に向けてやさしく解説してくださっております。これを見るだけでもスタディサプリの980円以上の価値があるのではないかなーと思っております。
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以下ではこの講座を受けて学んだこと+私の英語学習で役に立ったことを書いていこうと思います。
*このページの内容は話が難しくなりそうなので、マイルドにするためにもキャラクターを使います。
質問担当がこちら↓↓↓
気になるところが見つかったらワイが質問していくでー。
解説担当がこちら↓↓↓
できる限り分かりやすくなるような解説を心がけるよ!
キャラクターを使うことで少しでも分かりやすくなれば幸いです。
日本と英語圏の文化の違いを理解しよう
私たちは単語を覚える時、
Water=水
のように覚えます。イコールの関係で覚えたいわけですね。1つの単語には1つの意味があると理解したいわけです。でもそれだと、英語学習につまづいてしまいます。それはなぜでしょうか?
日本語≠英語
と、日本語と英語はイコールの関係で結べないからです。ここはなんとなく分かってもらえるのではないでしょうか。
何でもかんでもイコールで結ぼうとすると、英語学習が嫌いになると思うよ。
でもイコールで結ばないなら、どうやって単語を理解していけばいいの?
関講師は、
英語の核心をつかめ!
とおっしゃられています。
核心ってなに?
んー、言葉を変えるなら本質かな。動画を見てもらえたら、なんとなくわかると思うよ。
Waterを訳せる?
Water=水、と先ほど例を出しましたが、さて、これは正しいでしょうか?
いや、 Waterは水でしょ!これはわかるよ!
じゃあ何度から何度までの水がWaterになると思う?
え・・・?
日本人が思う水の温度と英語圏の人が思う水の温度には差があります。英語圏では40度位までWaterといい、それ以上をHot Waterと言います。
虹の色は何色?
少し英語を離れて、色の話をしたいと思います。
突然ですが、虹の色は何色でしょうか?
7色・・・これ、違うの?
違うことはないよ。ただ、文化によって見える虹の色は違うんだ。
文化によって、虹の色は6色やら5色に見ます。
昔の沖縄人は2色に見えていたらしいよ。
2色?へ?
不思議ですが、文化が違うとそうなってしまいます。
雪は何色?
虹の色と同じように、雪の色は何色でしょうか?
・・・白だよね?
それが、白色も複数の色に見える文化があるんだな。
イヌイットの人たちは雪が複数の色に見えるらしいです。
なぜ色は文化によって違って見えるのか?
虹の色が文化によって違ったり、雪の色も複数色に見える文化があります。この違いはなぜ生まれるのでしょうか?これについては色々な考えがありますが、
言葉の違いが大きいのではないか
と言われています。
言葉は世界を切り取る
私たちは言葉を使って世界を切り取って見ています。赤色や青色という言葉があるから虹の色を分けることができます。逆に言えば、言葉を持たなければ、虹の色を分けることができません。つまり、
言語によって世界の切り取り方が違う
ということです。ですから、
日本語と英語では世界の見え方が違う
のです。だからこそ、
日本語≠英語
になります。世界の切り取り方に違いがあるから、どうしてもイコールの関係で結べません。言語学習においてこれは知っておかなければなりません。
なるほど・・・。なんとなく理解できるような感じがする。
言葉を知っていれば知っているほど、世界をより詳細に見えるんだ。国語を勉強する意味はここにもあるね。
余談:記憶はいつからある?
少し余談になります。記憶って何才くらいの頃からありますか?
うーん。3才か4才頃な気がする。
そういう人って多いと思うよ。
なぜ、3才、4才頃から記憶があるかというと、ちょうどその時期から言葉を覚えて、言葉によって世界を切り取れるようになるから、とも言われています。
以上、余談でした。英語を理解するためには、文化の違い、言葉の違い、世界の見え方の違い、を理解しないといけないという話でした。
英語の核心をつかんでみよう
ここまでは、英語という言語は日本語とイコールの関係では結べないという話をしてきました。そこで大切になるのが、英語の核心をつかむことです。
ここからは英語の核心について少しばかり書いていきます。
Good morningの核心にある宗教性
Good morningは中学1年生でも分かる英語になりますが、さてさて、意味はなんでしょうか?
「おはよう」
ですね。でも、Good morningを直訳すると「よい朝」になるはずです。なぜこれが「おはよう」になるのでしょうか?ここに日本と英語圏の言語の違いが出ています。
関講師曰く、Good morningには、I wish youが省略されているといいます。省略を抜かさずに文にすると、
I wish you good morning.
になります。なぜI wish youがつき「あなたに良い朝が来ることを祈ってるぜ」という文になるかというと、英語圏には「お祈り」という文化があるからです。その背後には、キリスト教がありまして、
英語圏はキリスト教という宗教が文化を形成
している側面があります。宗教抜きでは語れない文化になります。英語圏の映画を見たら分かると思いますが、
- 聖書
- 神
- 悪魔
- 教会
- 十字架
と、日本では馴染みのない言葉がやたら登場してきます。でも、これは仕方のないことです。英語圏の人たちにはその考えが根付いているからです。
助動詞『May』の核心とは?
助動詞Mayはなんとも訳しづらい言葉です。
- 許可「〜しても良い」
- 推量「〜かもしれない」
と、すごく曖昧な言葉です。ここにも英語と日本語の文化の違いが出てきています。
例えば、日本語で「〜かも」というとき、その可能性は「1%〜99%」くらいの幅があります。というのも、日本の文化では断定することを嫌うからです。相手の気持ちを汲んだり、顔を色をうかがったり、忖度(そんたく)したりする国民性なので、「〜かも」はすごく便利な言葉になります。
しかし、英語圏の人が使うMayの「〜かも」は日本人と全然違います。確率にして、
約50%
のときに、関講師曰くMayを使うそうです。つまり、この約50%がMayの核心であり、ここを押さえておけば、
- 許可「〜しても良い」
- 推量「〜かもしれない」
を丸暗記する必要はありません。「50%くらいで、そうだよ!」という結構投げやりな感じがMayの核心になります。
品詞が重要な理由
品詞とは、
単語をその役割ごとに分類したもの
になります。英語の品詞を細かく分類すると10種類に分けられます。
- 冠詞
- 名刺
- 代名詞
- 形容詞
- 副詞
- 動詞
- 助動詞
- 前置詞
- 接続詞
- 間投詞(Ohなど)
これで英語を嫌いになった人も多いはずです。私も。
特に重要なのが4つの品詞
10種類ある品詞の中で超重要なのが4つになります。
- 名詞:S(主語)・O(目的語)・C(補語)になる
- 動詞:Vになる
- 形容詞:名詞に修飾する・Cになる
- 副詞:名詞以外に修飾する
I will book a roomを訳せる?
I will book a roomを訳せるでしょうか?
Book=本、のイメージが強いので、「私は部屋で本を読みます」みたいな訳をするかもしれませんが、これは違います。正解は、
「私は部屋を予約するつもりです」
になります。つまり、Bookは「予約する」という意味で使っています。なぜかというと、ここのBookは名詞ではなく動詞で用いられているからです。Bookを辞書で調べていても、名詞の欄を調べているうちは、動詞の意味にたどり着けません。
品詞を知っておかないと、そもそも辞書で単語の意味を調べられない
という問題にぶち当たってしまいます。ですから品詞は重要なのです。
英語は文型が重要な理由
品詞の次は文型の話に移ります。
でた!品詞も嫌いだけれど、文型も嫌い!
文型は英語圏の人が世界をどう見ているかを表すものだから、こちらも超重要なんだ。
語順を気をつけない日本語、気をつける英語
英語と日本語の大きな違いは、
語順を気にするかどうか
です。
日本語であれば、
- 私は 犬が 好き
- 好き 私は 犬が
- 犬が 好き 私は
順番を入れ替えても意味は大体通じます。しかし、英語はこれではダメでして、
- I like a dog
- like I a dog
- A dog like I
とはできないのです。英語で相手に意味を伝えようとすると、
語順が命
なわけです
文型とは語順のルールをまとめたもの
文型とは英語の語順のルールをまとめたものになります。そして、文型は5つに分けられます。関講師曰く、
5文型は100年前に学者が発表した英語のルール
とのことです。
文型を覚えたら何のメリットがあるの?
単語は違えと、文型が決まることで、ある程度の意味が固定されてくるんだ。
使える第4文型SVOO
英語の第4文型に『SVOO』というカタチがあります。Oが2つ出てくるので、ここでは、
- 最初のOをA(youなどの人がくる)
- 2番目のOをB(物・事柄がくる)
と表記します。つまり、SVABという表し方をします。すると、Vにどんな動詞がこようが、
SはAにBを与える
という意味になります。もちろん、動詞の意味が分からなければ細かいニュアンスまでは分かりませんが、とりあえず「SはAにBを与える」というフンワリとした意味になるのです。第4文型にくる動詞を以下に10個リストアップしています。
- Give 与える
- Pay 支払う
- Tell 伝える
- Do 与える
- Buy 買ってやる
- Cost (金・犠牲)を与える→コストがかかるということ
- Take (時間)がかかる
- Deny 与えない
- Spare (時間など)をさいてやる
- Save (負担など)を省く
どれもが与える系ですね。Denyとかちょっと意味が違うので注意が必要ですので、このあたりは覚えていきましょう。
少し練習してみましょう。
- I got her something to drink.
「私は彼女になにかを与えた」って感じの訳になりますね。
- He assigned me much work.
「彼は私にたくさんの仕事を与えた」って感じの訳になりますね。
続いて、疑問形をいっちゃいましょう。
- Would you do me a favor?
「私に親切な行為を与えてくれませんか?」系の意味で、意訳して「お願いがあるんだけれど」になります。
さて、少しレベルを上げた例文で練習してみましょう。字が汚いのは勘弁です。
A moment’s hesitation may cost a pilot his life.
の訳です。さて、これを第4文型と読み解くことができれば、何となく訳せるはずです。
動詞を見つけて、その右横に名詞が2つあれば第4文型ということが分かります。そうしたら「あぁ、与える系の意味になるんだ!」と分かります。
訳してみますと、
「ちょっとのためらいが、パイロットの命を奪うこともある」
になります。costを少し意訳していますが、命のコストを与えるという感じですね。mayの話もしましたね。mayの核心は50%。命のコストが50%くらいかかるよってことですね。
文型についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください→→→
おわりに:英語と日本語の違いをはっきりと理解しよう
このページで1番伝えたい事は、
英語と日本語ではみている世界が全然違う
ということです。ですから、ガチガチに固めた英単語の記憶で、英語を訳そうとすると変な日本語になってしまいます。変になるのも無理ありません。だって英語と日本語はイコールの関係で結ばれないからです。
以上、私の拙い説明でした。もっと分かりやすく英語と日本語の違いを理解したい方は、ぜひスタディサプリの関講師の授業を受けてみてください。それでは!
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