当サイトではちょくちょく教育に関係している本を紹介しています。で、久しぶりに「これは多くの人が読んでおくべき本なのでは？」と思う本を発見しましたので、この記事にて簡単に紹介します。
紹介する本は、2ch創設者で、忖度なくズバズバと鋭い発言をすることで有名なひろゆきさんの『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』です。
この本の中から、16歳以上の人は知っておくべきだろうなーというところを簡単にまとめていきます。
生涯に手にできる報酬は、能力よりも…
僕たちが手にできる報酬は、個人の能力が関係します。しかしそれ以上に重要なことがあります。それは『どこでやっているか？』です。
たとえば、
- サッカー
- ゲートボール
とでは、どちらが報酬が多そうでしょうか？もちろんサッカーですよね。競技人口が多く、お金の動きが多いからです。
仮に全く同じ能力を持ったA君とB君がいたとして、A君はサッカーの選手に、B君はゲートボールの選手になったとします。さて、どちらが稼ぎやすいでしょうか？言うまでもなくサッカーです。
能力を使ってお金を得たいのであれば、『場所』をしっかりと考えなければなりません。これはとても重要な話なのですが、、学校では全然教えてくれません。
ひろゆきさんは著書の中で以下のように書いています↓
たしかにイチロー選手は秀でた能力の持ち主であり、努力の天才でもあります。ただ、歴史に残るような偉業を成し遂げられたのは、「活躍の場を間違えなかった」という大前提があったからなのです。
一方で、僕のように「たまたまマーケットのあるところにいたから」というだけで成功者の一人に数えられてしまうケースもたくさんあります。
p68
どこで努力するの？そこで戦っていいの？という視点はお忘れなく。
親の経済力や遺伝と子どもの頭の良さの関係
「そりゃもう当たり前に知ってるよ」という話であったりしますが、この本にて綺麗にまとめられていた残酷な真実を紹介します。
- 親の収入が多いと、子どもはよく勉強し成績もいい
- 「大学院まで進んでほしい」と期待している親の子供ほど、大学への進学率が高い
- 親が離婚したりして経済的に苦労した子どもは、成人しても貧困層から抜け出しにくい
- 子どもの学力は遺伝に大きな影響を受ける
- 性格的なものも遺伝要素が大きい（コツコツ頑張るとか）
知らなかった人でも、「やっぱりそうなんだ」とうなづける内容ではないでしょうか。残酷な真実ですね。子どもは、親の影響、親がつくる環境の影響をめちゃくちゃ受けるのです。
＊関連記事
＞勉強ができるかできないかの残酷な真実【遺伝的要因が大きい】
おわりに
若いときに知っておきたい内容が、ほかにも詰まっている本です。
たとえば、
- お金の知識は身を守るために必要だけれど、学校では教えてくれないよね
- 日本だと大学院に進んでも会社にあまり評価されないよね
などなどです。
興味ある方はぜひ読んでみてください。参考までに。それでは！
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