2019年4月12日。
東京大学入学式の上野千寿子さんの祝辞が話題ですね。
いいなーと思ったところを引用したいと思います。
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/tokyo-uni
東京大学に入学できる人は恵まれています。
- 親がある程度の経済力がある
- 子供の教育に関心がある親の元に生まれた
- いい遺伝子をもらった
などなど。
ですが、その恵まれたことに気がつけない人がいるのも事実。
優秀な30〜40代ぐらいの起業家が集まるような場所に行くと、リバタリアンがものすごく多く、しかもリバタニアリズムを主張することにみんな何の疑いも感じてないんですよ。私は先日、この種の場で「どうしてそんなにリバタリアンを敵視するんですか?」とけげんな顔をされました。 https://t.co/9w0iWqpEh7
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) April 13, 2019
当たり前に与えらていた環境に疑問を持つのは難しいです。
優秀な人ほどこの事実を認識してほしいものですね😇
それでは!
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