スタディサプリ高3ハイレベル英語、リーディング<英文解釈>の(第7講 名詞構文)を受けました。関正生先生の授業が神分かりやすかったです。
この動画を見ると、
- 名詞構文
が、分かりますので、スタンダードレベルより一段階難しい英文に触れてみたい方は、ぜひ受けてみてください。以下では学んだことを簡単にメモしていきます。
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1 名詞構文の理解
名詞構文を理解するとなにかいいことがあるかというと、『キレイに訳せる』ようになります。単語も分かった、文法も分かった、「でもキレイに訳せない…難しい訳になってる…」という経験をしたことがある人もいいのではないでしょうか。そのような悩みを持っている方は、ぜひこの講を受けてみてください。
1.1 v’を発見する(名詞だけど動詞っぽく訳す)
関講師は「名詞構文って言うのも書くのもめんどくさいからv’という」とおっしゃいます。というわけで、関講師の授業では『v’』がガンガン使われます。で、訳しづらい文の場合、v’を発見し、名詞だけど動詞っぽく訳してあげましょう。
例↓
- He is a good speaker of English.
「彼は英語の良い話し手です」と訳してもOKなのですが、カタイですよね😅
ですから、名詞のspeakerをv’として、動詞っぽく訳してあげます。「彼は英語を上手に喋ります」とする方が自然で、うまい訳です。
1.2 格関係の把握(主格のなのか目的格なのか)
v’発見後は、前置詞を手がかりに格関係を把握します。格関係とは、主格なのか目的格なのかということです。主格であれば主語っぽく、目的格であれば目的語っぽく訳します。格関係は文脈判断です。
- the approach of night
approachがv’です。ofには主格のofと目的格のofがあります。つまり、ofのあとは主語っぽく訳すか、目的語っぽく訳すかが問われます。
- 主語っぽく訳す:夜が近づくこと
- 目的語っぽく訳す:夜を近づくこと
というわけで、ここでは主語っぽく訳すのが正しいです。
- the love of liberty
こちらのofはどうでしょうか。
- 主語っぽく訳す:自由が愛すること
- 目的語っぽく訳す:自由を愛すること
と、ここでは目的語っぽく訳すのがいいです。
1.3 名詞構文の例文
- When she was a child, the mere sight of a snake made her sick.
make O Cのよくある文ですが、なんか訳しづらい。こういう場合、v’を使って訳していきましょう。v’がsightで、ofが目的格です。
「彼女が子どもの頃、へびを見ただけで気分が悪くなっていた」
1.4 所有格+v’+of〜
v’の応用として、所有格+v’+of〜のカタチの場合、主語っぽく、動詞っぽく、目的語っぽく訳せます。
- his love of stories
「彼の物語の愛」、なんだか分かりづらいですね。というわけで、主語っぽく、動詞っぽく、目的語っぽく訳しましょう。「彼が物語を愛すること」、ようは彼はめっちゃ物語が好きやねんということですね。
もう少し長い例文を見ると↓
- Man’s love of a quiet life and his resistance to anything that threatens his mental harmony account for his dislike of change.
『Man’s love of a quiet life』が訳しづらいわけですが、先ほどの知識を使えば、「人間が静かな生活を愛すること」と訳せます。
1.5 v’+to不定詞
v’+to不定詞の場合、まとめてv’と考えると訳しやすいです。
- his ability to~
だと、ability to~をv’と考えます。「彼が〜できること」と訳します。
例文↓
- Everyone who saw them work was amazed by their ability to use so many different kinds of machines at once.
their ability to use〜を「彼らが〜を使えること」とすると訳しやすいです。
1.6 v’+同格のthat
v’+同格のthatの場合、同格のthatをo’と考えると訳しやすいです。
- belief that~
beliefがv’で、that〜をo’として、「〜を信じること」と訳します。(ただ場合によってはs’とした方がいいときもあります。そういうときは、「〜が信じられていること」と訳します)
1.7 形式動詞という考え方【応用】
v’の前にある動詞のことを、関講師は「形式動詞」と呼んでいます。
たとえば、
- V + O
で、Oをv’ととった場合、もともとのVはどうするんだ?という疑問が残ります。この疑問に答えるのが形式動詞という考え方です。それで、形式動詞には3パターンあります。
✅カタチだけの形式動詞
文字通り形だけの意味しか持ちません。
- She is a good cook.
cookをv’とすると、もともとのisはどうするんだ?というと、訳しません。こういう場合の形式動詞は無視します。
✅ニュアンスを持つ形式動詞
- I developed a liking for espresso.
likingをv’とします。「私はエスプレッソが好きだ」となるわけですが、ここにdevelopedのニュアンスを付け加え、副詞っぽく訳します。「私はエスプレッソがますます好きになった」
✅否定の意味を持つ形式動詞
- He lost sight of the car.
sightをv’とします。で、lostはnotで考えます。「彼は車を見失った」
例文↓
- In 10 years, we will finally end our dependence on oil from the Middle East.
普通に訳したら「10年後、私たちはついに中東からの石油の依存に終止符を打ちます」となるはずです。これでもいいですが、our dependence on oilをs’ v’ o’とします。で、その前のend(形式動詞)をnotで考えて、「10年後、ついに私たちは中東からの石油に頼らなくなります」と、硬すぎない訳にできます。
おわりに
さらに詳しい説明は関正生講師の『スタディサプリ高3ハイレベル英語、リーディング<英文解釈>の(第7講 名詞構文)』を受けてみてください。前回に引き続き、今回の講も個人的に神回でした。訳しづらかった文の対処法が分かりました。ということで、是非受けてみてください。
参考までに。それでは!
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