子供の運動能力の低下は深刻!自然教育を取り入れ脳を活性化させよう

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ロコモディブ・シンドロームという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

日本語訳にすると『運動器症候群』というやつで、骨や関節・筋肉などの運動器に障害が出て、体を動かす能力が低下する症状のことです。
この症状は60歳以上のお年寄りの方々に見られる症状です。

ですが最近では子供たちにもこの症状が広がっていて、『子供ロコモ』と呼ばれていたりします。
ということで今回の記事では『子供の運動能力の低下』について書いていきたいと思います。

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子供の運動能力の低下

整形外科医の林承弘先生が2016年に行った、中学2年生143名を対象にした調査によると、恐ろしいことがわかりました。
調査の目的は基本的に運動器の機能レベルをチェックするもので、5つの動作をやらせました。
これ、びっくりしますよ。

  1. 5秒以上片足立ちができない子供 7%
  2. しゃがみこむと前に手をついたり、後ろに倒れる子供 13.3%
  3. 肩が180度上がらない子供11.2%
  4. 前屈で床に手がつかない子供 35.7%
  5. きちんとグーパーができない子供 20%

という結果がわかりました。
私には冗談としか思えないことですが、こういう現実があります。
この5つの動作のうち、できない動きが1つ以上ある子供は、何度51.7%、つまり半数以上が運動器がやばいことになっているのです(´・ω・)

こうした現状を受け、全国の小中高で実施されている健康診断には、『運動器検診』というのが加わりました。

幼児期に運動ができていない

文部科学省の調査によると、『3歳までの時期に積極的に体を動かす遊びをたくさんしていない』という回答に、約2割の親が答えています。
公園で遊ぶのがめんど臭いという人々は、増えていますからね(´・ω・)
こういうことが、運動器の問題につながっていきます。

子供ロコモを防ぐために

子供ロコモを防ぐ方法なんて簡単です。
公園で走ったり、ボールを投げたりするだけでOKなのですから。
何も内村航平みたいにさせる必要なんてありません笑。

ちなみに、子供の運動不足もそうですが、親の運動不足も大きな問題ですからね。
「子供に運動させよう!」と思う前に、「自分も運動したいから一緒に子供と外で遊ぼう」という意識が大切なのではないでしょうか。

10歳くらいまでに運動をさせよう

このサイトでは何度も書いてあることなのですが、頭の良い子供に育てたいのであれば、小さいうちは勉強ではなく、運動をさせてあげてください。
脳の発達という観点から考えると、10歳までは脳を育てる時期で、それ以降に脳を使う時期と、分けた方がいいです。

これをスマホに例えると、10歳までにiPhone4になるのか、iPhone7になるのかが決まります。
そこからはどんなアプリを入れるかが重要になってきますが、iPhone4とiPhone7では、アプリの処理速度も違えば、一度に起動できるアプリの数も違いますよね?
脳もそんな感じだと思ってください。

それで、脳を育てる時期に何をすればいいの?という話ですが、それこそが『運動』になるわけです。

  • 体を使う
  • 音を感じる
  • 何かを触る
  • いろいろなものを見る

などなど、五感を刺激させる体験が何よりも重要になります。
スマホやパソコンなどでは味わえない『リアルな体験』をより多く積むことが、脳を発達させることにつながります。
言い方を変えれば、良質な刺激を脳に送り込むということです。

多くの人で子供を育てる

今の子供は、母親と接する機会しかありません。
本来の人間の家族構造といえば、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄弟、などなど、多彩な人と触れ合う環境でした。
しかし今は、核家族で一人っ子の環境が多いので、子供が触れ合える人間といえば、お父さんとお母さんだけ。
しかも、お父さんは仕事で忙しいので、必然的にお母さんばかりと接することになります。
これでは、子供の人間関係力が育ちません。

たまに会うおじいちゃん、おばあちゃんは「優しい!」と思うだけでなく、おじいちゃんとおばあちゃんとたくさん接して、「おじいちゃんとおばあちゃん、意外と口うるさいんだな」と思うことも必要なんですね。

と言っても、実家が遠ければおじいちゃんおばあちゃんに会うのも簡単ではないので、できるだけ外のコミュニティに接するようにするしかありません。
核家族のお母さんは、孤独を感じる人も多いそうです。
お父さん、子供だけでなく、妻にも気をかけてあげてくださいね!

自然教育を取り入れHQを高める

高学歴であれば将来が安泰という時代はもう終わりました。
学歴で人生が保証されるような時代ではないのです。
学歴が全ての時代であれば、「何かを覚えて点数を取るだけの教育」でもよかったでしょうが、この時代でそんな教育を行なっていると、子供は将来絶望の淵に立たされることになります。
しかしまだ学校教育では、受験のためだけの勉強やテストを行い、評価していますね。

だからこそ、他の教育は親がやるべきなのです。
国や県の政策を待っていても、遅いだけで、今自分の子供が学校に通っているならば、自分たちで変えていくしかありません。

「じゃあ何をすればいいのか?」というと、今注目されているのが『自然教育』になります。
自然に触れる様々な体験を通じて子供たちの感性を育てていこうという教育のことです。
そもそも人間は、自然から多くのことを学びました。
それを取り戻そうということですね。

ホンマでっかTVでおなじみの澤口先生によると、自然教育でHQ(Humanity Quotient)が高まると言っています。
IQが知能指数を表すのに対し、HQは人間らしさを担う知能のことを表します。
澤口先生によれば、HQは以下のような機能を持つとされています。

  • 将来への夢や希望を司る
  • 高いし効力を発揮する
  • 主体性や独創性を発揮する
  • 幸福感や達成感を得る
  • 集中力や探究心を持つ
  • 感情を抑制し、理論・社会性を発揮する
  • 相手の気持ちがわかる

まぁ簡単にいえば、人間力のことですよね。
先の見えない変化の激しい時代では、これらの能力が大切とされています。

ちなみに、このHQは非認知能力とも言われ、IQなどの認知能力と違ってテストなどで測ることはできません。
だから測ることなどは容易ではないのですね(´・ω・)
でもイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。
勉強はできるけど、人間力は低そうな人っていませんでしたか?
つまりIQは高いけど、HQが低い人だっているんですね。

澤口先生曰く、HQを伸ばすのは幼児期が大切になります。
というのも、8歳の時点ですでに脳の95%が出来上がっているからです。
それまでにどれだけHQを伸ばせるかが肝心であって、その時期に事前に触れ合わせることが大切だという考えです。

運動能力が最も伸びる時期を見逃すな!

最も運動能力が伸びる時期をご存知でしょうか?

海外のスポーツの世界なんかでは常識的な話で、広く取り入れられているものです。
人間の発達段階から見ると、一生に一度だけ、運動神経を大きく伸ばすの手に適した時期があると言われているんですね。
その時期は大きく分けて3つに分けられますが、『ゴールデン・エイジ』と呼ばれています。

  • プレ・ゴールデン・エイジ 3〜8歳
  • ゴールデン・エイジ 8〜11歳
  • ポスト・ゴールデン・エイジ 11〜14歳

3〜8歳の時に動きの基礎を身につけさせたり、様々なスポーツを経験させておくと、後々の運動能力向上にとても効果的だと言われています。
そして8〜11歳の機関であるゴールデン・エイジですが、この時期は、自分が思ったように体を動かせるようになる時期です。
プレ・ゴールデン・エイジの時に基礎ができていると、人の動きをその場で真似できたりするんですね。
だからこのゴールデン・エイジの時は是非とも様々なスポーツをやらせてあげましょう。

ポスト・ゴールデンエイジでは、この時にはすでに神経系の6割が形成されているので、ゴールデン・エイジの時のような著しい進歩を遂げることはできません。
子供にスポーツをさせるのであれば、ポスト・ゴールデン・エイジの前の時期にさせる方が効果的であると言えるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では『子供の運動能力の低下と、運動と脳の関係性』について書いてきました。
このサイトでは何度も言っていることなのですが、体と脳は密接な関係性があります。
ですから、子供をちゃんとした大人に育てたいのであれば、勉強だけでなく、運動にもしっかりと力を注いであげてください。

特に、今見てきたように、10歳ごろになるまでに子供の脳はほぼ大人と同じになります。
それまでにどれだけ脳を鍛えることができるかが肝心であって、脳を鍛えるためには運動や自然教育が大切だと書いてきました。
特に運動は、できるだけ小さい時にやる方が効果的です。
海外の一流のスポーツ選手は、小さい時に多くのスポーツを経験しているケースが多いです。
1つのスポーツをやり続けるのは、同じ体の部位しか動かさないことになるので、複数のスポーツをやって、すべての体の部位を動かすことが重要なんですね!

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

参考にした本

尾木ママ流自然教育論

幸せになる成功知能HQ

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