助動詞には2つの意味があるぞ【スタディサプリ高3スタンダードレベル英文法(助動詞1)】

スタディサプリ高3英文法スタンダードレベル
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スタディサプリ高3スタンダートレベル英語、文法編の(助動詞1)を受けました。関正生先生の授業が神分かりやすかったです。

この動画を見ると、

  • 助動詞の2つの意味(動作系・予想系)
  • 助動詞の核心の意味

が、ガッツリ分かりますので、ここを苦手としている人は受けてみてください。以下では学んだことを簡単にメモしていきます。(助動詞がめっちゃ苦手!という人は、関講師の中学講座をまず受けた方がいいかもしれません。>助動詞のコアをつかもう!【スタディサプリ中2英語応用(第5・6・7講)】)

以下に、講座で学んだことについて書いていきます。講座を受けようか迷っている方は、参考にしてみてください。

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1 助動詞のポイント(必ず2つの意味がある)

助動詞には2つの意味があります。これを頭に入れておきましょう。

  1. 動作系(動作動詞につく)
  2. 予想系(状態動詞につく。特にbeにつく。)

予想系は参考書などでは「推量」などと言われてりします。

 

で、中学校で習うのは動作系です。たとえばcanは「できる」と習うので、「can=できる」と思い込んでいたりします。しかしcanの予想系は「ありうる」なのですね。

 

これからは助動詞の予想系の意味も、頭にたたき込んでいきましょう。

2 willの意味

参考書を開くとwillには以下の意味があります。

  1. 意思:〜するつもり
  2. 推量:〜するでしょう
  3. 習慣・習性:〜する習慣・習性がある
  4. 拒絶(否定文で):絶対に〜しない

…頭が痛くなりますね。

2.1 willの核心は「100%必ずする」

関講師は上の意味は全部忘れてください、と言います。その代わりに、次の意味を覚えましょう。willの核心は「100%必ずする」という意味です。

 

willと聞くと「〜でしょう」という訳をしがちですが、willはそんな弱い意味ではありません。もっとパワフルな単語です。だから、ネイティブでもwillを使うのはちょっと考えてしまうようで、あまり強く言いすぎたくないときはthinkをつけて、I think I will、と弱めてあげます。

 

willの核心が分かると、It will rain.という簡単な文も感じ方が変わります。今までだと「雨が降るでしょう」という弱いニュアンスを感じていたと思いますが、そうではなくて「雨が絶対降るぞ!」という強いニュアンスの意味になるのですね。

 

(助動詞には2つ意味があるぞ!と関講師は言っておりましたが、willにはその説明はありません笑。willは「100%必ずする」で覚えておきましょう!)

 

(余談ですが、willの核心が分かると、ターミネーターでおなじみの「I will be back.」の意味が全然変わってきますね笑)

2.2 wouldの核心は「100%必ず〜した」

wouldという助動詞の過去形を見ると、関講師の授業を受けた人からすると「仮定法かも」と疑うはずです。正しいです。90%以上は仮定法です。ただ今回は仮定法ではないwouldです。

 

wouldの核心は「100%必ず〜した」です。で、これはよく過去の習慣に使われます。

  • I would go to the park.

「よく公園に行ったものだ」という訳になるのですが、wouldが100%か必ず〜したの意味なので、これだと「365日毎日公園に行った」、という強すぎる意味になってしまいます。ですから、

  • I would often go to the park.

と、wouldのあとにoftenをつけてあげます。wouldの意味が強すぎるため、oftenやsometimesがセットでよく使われます

3 shouldの意味

続いてshouldの意味です。

3.1 shouldの核心は「当然」

shouldの核心は「当然」です。

そこから助動詞の2つの意味が生まれてきます。

  • 動作系:すべき
  • 予想系:〜のはず

 

当然を数字で感覚的に表すと70〜80%くらいです。willが100%だったので、それよりは弱めですね。でもshouldも結構強めの意味があります。

4 mayの意味

mayは

  • 許可(肯定文):〜してもよい
  • 禁止(否定文):〜してはならない
  • 推量:かもしれない

の意味があります。

4.1 mayの核心は「50%」

mayの核心は「50%」です。mayと聞いたら「〜かも」と思い浮かべるかと思います。でも、「かも」ってどれくらい?って話なのですね。で、これが50%だということです。

 

で、mayの核心から、

  • 動作系:してもよい
  • 予想系:〜かもしれない

という意味が生まれます。

 

例文↓

  • You may go if you want to.「行きたいなら行ってもいいよ(50%なので、行かなくてもよい)」
  • It may rain tomorrow.「明日は雨かもしれない(50%なので、雨じゃないかも)」

4.2 mightは「〜かもしれなかった」ではない

mightは「mayの過去形やから、〜かもしれなかった!」ではありません。mightはmayと同じ意味です。「might=may」と覚えておきましょう。

 

mightも2つ意味がありますが、ほとんど「かもしれない」で使われますので、こちらを覚えておきましょう。

5 mustの意味

続いてmustです。

5.1 mustの核心は「プレッシャー」

mustの核心は「プレッシャー」です。

ここから2つの意味が生まれます。

  • 動作系:しなければならない
  • 予想系:〜に違いない

5.2 mustとhave toの違い

mustもhave toもどちらも「〜しなければならない」ですが、その違いはなんなのでしょうか。これは主観と客観の違いです。

  • 主観:must
  • 客観:have to

例えば、「オレ、タバコやめなきゃ」って時はmustを使いますし、お医者さんが「医学的にタバコは体に悪いのでやめたほうがいいですよ〜」って時にはhave toが使われるのです!

 

否定系の時も違うので覚えておきましょう。

  • must not 〜:〜してはいけない(禁止)
  • don’t have to〜:〜する必要がない

6 Canの意味

続いてcanです。

6.1 canの核心は「いつでも起こる」

canの核心は「いつでも起こる」です。

ここから2つの意味が生まれます。

  • 動作系:〜できる
  • 予想系:ありうる(可能性)

 

動作系ではなぜ「いつでも起こる」から「できる」の意味が生まれるのか?と疑問に思うかもしれません。たとえば「I can speak English」で考えると、「いつでも英語を話すことができる」から「英語を喋れる」になるわけです。

 

まぁcanは「できる」なんてのはすでに覚えているでしょうから、「ありうる」をこれからはしっかりと覚えていきましょう。

6.2 canの否定文は「ありえない」で覚える

canの否定文は「できない」、だけではありません。予想系の場合は「ありえない」です。

  • He cannot be a musician.「彼がミュージシャンなんてありえない(はずがない)」
  • It can’t be true.「それが真実のはずがない(真実なんてありえない)」

7 wouldとused to の違い

wouldは「100%必ず〜した」から「よく〜した」の意味が出てきます。これと似ているものに、used to 〜があります。この違いを見ていきましょう。

7.1 used to にはあってwouldにはない意味

used to にはあってwouldにはない意味があります。どちらも過去の習慣(よく〜した)の意味はありますが、wouldには過去の状態(〜だった)の意味はありません。

  would used to
過去の習慣(よく〜した)
過去の状態(〜だった) ×

7.2 主観と客観

wouldとused toは主観と客観で分けられます。

  • would:主観(気持ちを表す。wouldに限らず、助動詞はすべて主観表現です。)
  • used to:客観(たんたんと客観的な事実を表す)

 

たとえば、「ここに木がありました」を作りたいとき、wouldとused toのどちらを使うでしょうか?「木があった」というのは主観ではなく、客観的な事実なのでused toを使います。

  • There used to be tree here.

またこういう使い方をする時、「いまはない」というニュアンスが含まれます。「ここに木があった(今は木はない)」ということですね。

おわりに:助動詞は難しい

さらに詳しい説明は関正生講師の『スタディサプリ高3スタンダードレベル英語、文法編の助動詞1』を受けてみてください。

この動画で絶対に覚えておきたいことは2つです。

  1. 助動詞の核心の意味を覚える
  2. 助動詞の予想系の意味を覚える

参考までに。それでは!

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