東大生にピアノ経験者が多い理由!?鵜呑みにしてはダメな子育て情報

東大生にピアノ経験者が多い理由 教育
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『東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由 東大生がやっていた習い事ランキング最新版』と、2017年03月10日の東洋経済オンラインに記事が上がっていました。

私的には「またか・・・」と思わずにはいられない記事なのですが、どう思われるでしょうか?

「子どもにピアノ習わせなきゃ!」と思ったご両親の方は、この記事を読んでみてください。

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これって相関関係だよね?

一見すると関係性がありそうに見えるけど、直接的な原因と結果がわからない関係性のことを『相関関係』と言い、反対に、きちんと原因と結果が分かっているものを『因果関係』と言います。

ピアノを習うことと、東大に入学できることは、どちらの関係性だと思われますか?
もちろん『相関関係』ですよね(`・ω・´)”

こういうことに騙されがちだと思う人は過去の記事も読んでみてください→水泳で本当に頭が良くなるの!?鵜呑みにしてはダメな子育て情報

東大生の親の平均世帯年収は900万円と一般家庭に比べて高いことがわかっており、子どもにかける塾費用なども多いです。
だから東大に入学するような子供は『ピアノ』だけではなく、いろいろな習い事をしている子が多いので、『ピアノ』に限定することはなんの意味もありません。

ピアノは脳にとってGood

といっても、ピアノを習わせることは『脳を発達させる』という意味でも良いことなので、お金に余力があるならば習わせた方がいいと思います。(子どもがピアノ好きなら)

ホンマでっかTVに出ている脳科学者の澤口先生も「習い事をさせるならピアノが良い」と言っていました。楽譜を読み、指を動かし、耳で音を聞くというのは、脳のいろいろな領域を使うのでピアノを弾くことが脳に良いのは感覚的にもわかりますよね。(だからと言って、ピアノだはやってても学力がつくというわけではないということは、お分かりいただけますよね。)

ちなみに、澤口先生はピアノを弾くことで『HQ』が高くなるとおっしゃっています。
「HQ・・・ナニソレ」と思うでしょうが、澤口先生によると『社会の中で生きるために必要な能力』とのことです。

このサイト的に言うのであれば、『非認知能力』のことです。
IQなどはテストなどで測ることができますが、『努力できる』とか『コミュニケーションが高い』とかはテストで測ることができません。
このような認知できない能力のことを『非認知能力』と言います。

社会で成功するためにはIQなどの認知能力よりも『努力することができる』のような非認知能力の方が重要だと言われており、近年「どう非認知能力を鍛えるか?」というのは注目されているテーマなのです。(社会って人間関係がとても重要ですよね?勉強だけできても『会社の仕事』はできない可能性が多ありですから)

まとめ

相関関係と因果関係の理解はできたでしょうか?
これを知っていると、変な情報に騙されなくなりますよ〜!

そうは言っても、ピアノを弾くことは脳にとってとても良いことなので、子どもがピアノに興味があるようなら習わせてあげてくださいね。(私的にはピアノでなくても、子どもが「習ってみたい!」というものであればなんだっていいと思います。いやいやピアノをするより、好きな習い事を楽しくする方が断然いいはずです。)

本日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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